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進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

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2012年11月15日
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カテゴリ:全学年へ伝達事項

毎年、生徒および保護者の方から、この質問を受けます。すなわち、「1月は学校を休んで、受験勉強をさせてもいいのでしょうか。」という質問です。今年度もすでに3名の方から同じ質問を受けました。


結論を言えば、私からは口が裂けても「良い」とは言えません。憲法26条の三大義務に反する行為になるからです。

しかし、進学塾の中には、1月は学校を休ませて、塾で受験勉強をさせるところも多く存在することも事実です。とりわけ、中学受験塾に多いように感じます。

ということで、私としては、「総論反対、各論賛成」という結論を出しておきたいと思います。各論とは以下の4点です。以下の4点の注意点を考慮した上で、ご家庭でご判断ください。


1点目です。「学校を休んで受験勉強する」ということについて、保護者(親)が積極的に勧めている、あるいは、「そのようにしなさい(学校を休みなさい)」と命令するケースです。この場合、塾としては口を挟みません。

これは、もう「ご家庭の方針」としか言いようがないからです。最終的に、合否の結果により様々な影響を受けるのは、塾ではなく、あくまでもご家庭および本人です。従って、ご家庭の方針により「学校を休ませる」という選択を取るのであれば、私からは何も言うことはありません。

ただし、「学校を休んで受験勉強している」という事実は、くれぐれも私には秘密にしておいてください。私の耳に入ってしまうと、何とも言えない複雑な心境になるので、そこは隠し通してほしいと思います。


2点目の注意事項です。

仮に学校を休んでまで受験勉強をしたとして、意外と「思ったような効果は出ない」という可能性も大です。なぜなら、仕事量というものは、「与えられた時間まで増殖する」からです。

たとえば、「ある1冊の本を読み、その要約レポートを書きなさい。」という課題が出たとします。

もし、3ヶ月間の期間を与えられたとしたら、まずその本を通読し、2度目はじっくりじっくりと読み、さらに重要な箇所にマーカーを引いたり、付箋を入れたりすることでしょう。そうして出来上がったメモをまとめ、さらに参考資料となるような書物まで読み、要約レポートを書き上げる。最後に、出来上がったレポートを入念に校正し、さらにパソコンで清書まで行い、添付資料や表紙を付けて提出することが可能です。

3ヵ月丸々あれば、このような素晴らしいレポートが完成することでしょう。

ところが、上記と同じ課題を「明日までに仕上げろ」と言われたらどうでしょうか。まずは本の目次をさっと確認し、重要そうな箇所にターゲットを絞り、課題の本を飛ばし読みするはずです。その上で、多少汚い字で構わないので、ササっとレポートを書き上げるはずです。これで、とりあえずは完成です。


勉強も同じで、与えられた時間が多いと、逆に非効率な勉強に陥りがちです。時間がたっぷりあるため、一つ一つの作業も遅くなりがちですし、1月なのに、「単元の最初からノートまとめ」なんてやり出しかねません。

さらに、時間がたっぷりあるのをいいことに、お昼寝の時間なんて確保してしまう子もいるかもしれません。これでは学校を休んでまで勉強している意味がありません。

人は「時間があると反対にやらなくなる動物」です。この点をよく頭に入れておく必要があるでしょう。

 

タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 勉強 入試前に学校を休む






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最終更新日  2012年11月15日 20時33分05秒
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「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

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