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進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

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2013年06月17日
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カテゴリ:独り言

◆テスト期間のため現在は宿題、確認テストなどは出していません。その分、自宅でテスト勉強をやってもらわないと困るのですが、どうもさぼっている生徒も多いようです。

「言われなければ(強制されなければ)できない」というのは非常にまずいことで、このままだとそれが皆さんという人間の「形」になってしまいます。みなさんは塾のペットでも親のペットでもありません。自ら行動できるようになりなさい。言われないと出来ないというのは大変恥ずかしいことだと自覚しなさい。

中でも首をかしげたくなるのは、試験前になると必ず「家だと集中できないので、塾に来てもいいですか?」という子が出てくること。こういうタイプの子は、私の記憶が確かならば、通常期(=テスト前ではない期間)は一切塾の自習室に来ていなかったので、1年のほとんどを集中していないということになります。これでは成績が上がるはずがありません。まして実力はもっと上がりません。テスト前しか集中しないのですから・・・。

 

◆さて、本日の夕方、国立高校に合格した子が定期試験を持って塾にやってきました。その時に話題に出たのが、「三鷹1中の生徒が大変多い」というものです。

三鷹1中については、以前から授業でお話していた通りです。三鷹1中の近年の進学先は、都内でも群を抜いています。練馬区の石神井西中や関中、武蔵野3中、小金井緑中などもかなりの実績を出していますが、三鷹1中はその中でも頭1つ抜けている感があります。

具体的には50名前後の生徒が、自校作成校、武蔵野北、小金井北、駒場、早慶GMARCHの付属校に進んでいます。今春も、国立と西を合わせて20名前後の合格者が出ているようです(西東京市の公立中学全体を合わせて、やっと三鷹1中と並べるかどうかというところです…)。都立自校作成に関しては、「学芸大小金井中とほぼ互角」と言えば、そのすごさが分かるでしょうか。

そうした上位校合格者の通っていた塾を調べてみると、結構バラバラ。そういう意味では、塾さんの貢献力も当然あるのでしょうが、地域全体のレベルが高いと判断せざるを得ません

「練馬の学習院」と呼ばれる石神井西や関も同様で、地域の教育熱の高さが、そのまま上位校への進学実績の高さに繋がっているようです。(世田谷区は全体的に高いですね。)

 

一方、この西東京市ですが・・・

先日、市内の某中学校で、今春の入試結果が発表されました。学年200名中自校作成校に進んだ子が僅か4名。市内その他の中学校も一部調べてみましたが、西東京市の中学校から自校作成校へ進んでいる人数は、1校あたり平均して3~5名程度。

つまり、西東京市の場合、自校作成校への合格者は、クラスで1人出るか出ないかという計算です

これ、生徒本人にとっては結構絶望的な数字です。三鷹1中や小金井緑中であれば、「クラスで5番目(学年20~30番程度)に入れば自校作成が見えてくるな」と考えられるのに、西東京市内の中学生は「クラス1~2位」を要求されるのですから。)

 

要因はいろいろ考えられます。

1つめは、教育熱の問題(2つめや4つめの要因とも関連します)

 

2つめは、地価(公示価格)や市の財政状況との絡み

 

3つめは、市の教育行政の問題

※2学期制、3学期制が混ざっているのが典型例

 

4つめは、地域や西武線沿線に偏差値の高い私立中学がないこと

※当然、中学受験熱も下がり、小学生の通塾率も下がります。極端な話、「この私立中学に通わせるなら、公立中学の方はよっぽど良い」と保護者が考えてしまうような私立中が多い。

 

5つめは、部活の活動時間の長さ

※1週間に部活に費やしている総時間を計算してみてください。西東京市の中学生は、中学9教科のどの授業よりも、部活に費やしている時間の方が長いのです。1週間の生活を円グラフにしてみれば、1位が睡眠時間、2位が部活という結果になることがお分かりになると思います。異常です。

 

また、その部活に付き添っている顧問も学校の先生であるという点が問題。部活の引率時間がなければ、学校の先生はもっと教材研究もできるし、放課後に遅れている子の補習もできるわけです。

部活がいかに西東京市の中学生の学力を低下させているかが分かります。他の市に比べ圧倒的に多い活動時間。西東京市、K市、K市、H市、N区。部活の活動時間が多い市区は、やはり高校受験の結果も芳しくありません。

 

以上5つほどです。

 

しかし、明るい材料もあります。都立武蔵中と都立大泉中の開校です。これにより、市内の小学生で中学受験をする子が増えます。所得的に私立中学には通えないご家庭でも、都立中なら可能です。そして、都立中を受験するために、小学校から塾に通う生徒も増えることでしょう。結果として、西東京市全体の学力は上がっていくはずです。

実際、都立大泉中の開校初年度にあたる「現高1生」の代は、H中では、過去最高の自校作成校合格者が出ています。市全体でも、過去最高人数を更新しているはずです。

 

しかし、これはあくまでも「大泉中、武蔵中開校によって生まれた偶然の産物」です。本質的な問題(すなわち市の教育行政や公立中学の授業の問題)は解決されていません

いずれにしましても西東京市に塾を作った者として、この現状はどうにかしたいと考えています。これから作戦を練ります。10年、20年計画になるでしょう。今いる塾生をどうにかすることが最優先課題ですが、少しずつやりたいことをやり始めようと考えています。

 

「学年10位~20位くらいの子であれば、自校作成校に高い確率で合格できる」というノウハウを蓄積していくことが当面の目標です。

 






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最終更新日  2013年06月18日 02時46分42秒
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「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

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