カテゴリ:中3生への伝達事項
本日はリスニング対策。「米語発音の特徴」と「勉強法」について触れました。
リスニングの勉強をここまでしてこなかった理由は2点あります。 1つめは、都立レベルのリスニングは、この時期からのトレーニングでも十分間に合うからです。ただし、あと1ヵ月遅れると少々厳しくなります。この絶妙なタイミングが皆さんの合否を左右します。 都立志望の受験生は、入試科目の勉強(5科)に加え、学校の勉強(内申対策)も十分に行う必要があります。ところが、ごくごく平均的な子達が上位校を目指す場合、「入試までにやらなければならない勉強量」と「本人の処理能力とのギャップ」が大変激しいため、時間的には相当厳しい戦いを強いられます。いわゆる「時間が足りない」という状態です。結果的に、「最低限やっておきたいこと」を全て消化することが出来ずに「期限切れ」(2/24を迎える)ということになってしまうのです。 言うまでもないことですが、中3生にとって高校受験に臨むのは今回が初めてです。したがって、「何を・いつまでに・どの程度」やれば良いのか見当も付かないのは、当然と言えば当然。ですから、上記のように「やるべきことを消化する前に期限切れ」が起こってしまうことの責任は、半分以上塾にあります。 塾側としては、入試までにやっておきたいことを絞り、それらをなるべく無駄のない形で提示しなければなりません。リスニングについても同様です。あまりに早くやりすぎても、他の教科の勉強時間を相対的に減らしてしまいます。反対に、少しでも時期を遅らせてしまうと、今度は中学生の耳が英語になれないうちに受験を迎えてしまうことになりかねません。 そうしたことを考慮しつつ、ギリギリのタイミングまでリスニングの勉強を待っていた次第です。
リスニング対策をここまでしてこなかった2つめの理由は、まだまだ皆さんの英文解釈力が不十分だったからです。 リスニングでは、聞こえてきた順番通りに英語を理解する必要があります。修飾語にカッコをつけたり、関係詞を後ろから訳したりするような読み方(いわゆる精読)は、リスニングの時には通用しません。英文を頭から(左から)順に理解できる状態になっていないと、リスニングは不可能なのです。 そこで ・「五文型や品詞・句・節を意識した緻密な精読」の段階 ・「英文を左から訳していくスラッシュリーディング(チャンクリーディング)」の段階 以上の2段階を「ある程度」終えるまで、リスニングの勉強をペンディングにしておいた次第です。
明日からは「リスニング」をルーティンワークに組み込み、万全の状態で入試当日を迎えられるよう励んでください。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ校 自校作成校 グループ作成校 西 国立 日比谷 戸山 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門 リスニング 聞き取り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月17日 02時00分53秒
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