カテゴリ:中3生への伝達事項
<本日の授業> (1)数学:早慶付属の入試問題 ・大問1-1は中2の学校教科書レベルが分かっていれば解ける問題でした。 ・大問1-2は「図の再現」がポイント。平行な2直線(※)が見つかれば、あとは玉突きでドンドン答えが出てくる問題。時間制約の厳しい入試なので、以前教えたテクニックを使って暗算でドンドン出していくことが合否のポイント。連立や二次方程式を解いているようだと間に合わなくなります。 ※平行な2直線は必ずしも離れた場所になくても大丈夫です。「同一直線上にある2つの線分」も平行な2直線と「みなして」OKです。
・大問2も特に新しい知識はありませんでした。今まで習ったこと(テキストの例題レベルの知識)をどのように運用するかがポイントです。ヘロン公式は便利なので使いこなせるようにしておくこと。もちろん、通常のやり方でも出来るようにしておく。 ・大問3は「展開図を描く」という中1レベルのことができれば全く問題ありません。また、大問3-3は、以前指導した「東京電機大学附属」や「立方体の切断プリント裏面」と全く同じ補助線の引き方です。
◆さて、上記赤線の部分に注目してください。早慶レベルの問題でさえ基本事項の集合体なのです。 今回の授業で、私が常々「基礎が重要」と言っている意味を痛感したと思います。「偏差値が上がらない」「過去問が解けない」と言っている人の多くは、基本事項が身についていないのです。受験に必要なことは通常授業とハイレベル演習で全て教えています。塾で指導していることだけで、ほとんどの入試問題に対応できるはずです。 ただし、基本事項を覚えていても、それを実践の中で使えなければ、「基礎が身についている」とは言えません。ですから、先日のブログに書いたように「一より習い十を知り十よりかえるもとのその一」という発想が大切なのです。実戦演習を行ったら基本への振り返りを必ず行うこと。
11月1日(日)に指導したテクニック(プリントも配りました)が、「実際の自校作成校でどのように出題されているか」の実例をプリントで配付しておきました。グループ作成受験者は自宅でやっておくこと。提出してくれれば添削します。
(3)今後の進め方について重要はお話 極めて重要な話を60分程度かけて行いました。最終盤を全力で駆け抜けてください。ただし、「皆さんの全力」が無駄にならないように、正しい方法で科学的に進めていく必要があります。それが本日の話です。
その上で、火曜日に「点数の報告」および「英作文の提出」の2点を行うこと。
※半数の子は既に終了しています。また、ほとんどの子は1年分は終わっています。 まだ1年もやっていない人を「VWもぎの受験番号」で発表します。10番、13番、14番、15番、23番の5名です。とくに、10番、14番、15番、23番の4名は「やらないの常連」です。この1年間、ノルマをこなせないことが多く、課題も遅れがち、確認テスト不合格も大変多いです。そろそろ手遅れになりますので、本気を出してください。君たち4人が本気を出したら偏差値72は超えるでしょう。
(4)文化史の暗記
とくに10番、14番、15番、23番の4名っ!(←ビシっ)(←まさかの名指し)。ちゃんとやってくること!
(5)早く終わった人は「理社のプリント」を進めてください。
火曜日に必ず持ってくるものが2点ありましたね?授業内で2度確認したので大丈夫ですね?
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最終更新日
2015年11月23日 07時52分55秒
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