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これも引用です。
「たたかうあるみさんのブログ」 http://tatakauarumi.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-1897.html ここで注意しなければならないことは、金融危機が「想像を絶するフィクション」を無くすことが、もはや現在の資本主義社会では出来ないとゆうことゆうことだ。金融資本・・・マルクスをお勉強すると、「利子産み資本」なんて呼ばれ方をする。これは、労働者から搾り取った剰余価値の上前を、利子としていただくために、資本家(実際に労働者を使って、生産を行なうので、産業資本家と呼ぼう)に貸し出される資本である。マルクスの時代は、主に銀行がそれを担っていたわけであるが、帝国主義時代になると、「株式会社」とゆうものが発達し、株を発行し、しぼり取った剰余価値を「配当」することで、様々な人から資本を集めることが可能になった。ところが、なんでも商品にしてしまう資本主義の世の中だから、株も市場で売買される。株価とは、その株からどれだけ「配当」が得られるか、とゆう期待値によって値段が付く。もちろん、その「配当」の原資は、労働者から搾取された、もっと本質的に言うと、労働者が生産した価値・富から成り立つ。 株券や債権といった比較的分りやすいものから、複雑な金融商品まで、ようするに労働者が将来生産するであろう、価値から、金融商品の価格や配当額が出てくる。ところが、腐敗した帝国主義は、これらが過剰になって、やっている者でもどこから「将来的な価値」が出てくるのか分らないようになってしまった。かくして、本当に生み出されている富や価値とは無縁の、かつそれを上回る巨額のマネーが市場を闊歩するようになったのだ。 で、実際の富や価値がどれだけあるか分れば、破綻する。上回り方が大きければ大きいほど、破綻も大きい。困ったことに、本来の生産現場ではなんの意味もないハズの「巨額のマネー」は、資本主義社会において様々に生産現場を規制する。株価が大幅に下落することで、支払われるハズのカネが焦げ付き、倒産、労働者は路頭に迷う・・・とゆうことになるのだ。 ところが、労働の現場では必要な物資やサービスを提供するだけの労働者が居り、社会の中で日々それらを生産すべく組織化されている(労働組合に組織されているとゆう意味ではない、念のため)のだから、架空の「利子産み資本」なぞいらない!といって、自ら生産をおっぱじめてしまえば、資本主義は倒れ、社会主義になる・・・。 アメリカ下院が公的資金を投入して、破綻した金融機関を救済しようとした法案がつぶれた背景には、いわゆる新自由主義的な考え方、すなわち、市場の失敗に政府は介入してはならない、という考え方を愚直に通したこともあるだろう。もっとも、帝国主義の政治委員会たるブッシュ政権は、資本救済のための税金投入は避けられず、議会工作は万全にしておいたハズである。案外、議員のほうが、余計な「利子産み資本」なぞいらない!とゆうことを知っていたのかも知れない。そして、この事実を本当に分っているのが、アメリカの労働者階級であり、また日本の労働者階級である、と思うぞ。 よって「景気対策」などと言うことばに騙されることなく、麻生くんを打倒しよう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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