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テーマ:マンション購入日記(155)
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これは、「米国人のマンション購入日記 in Tokyo」の続きになります。
さて、最後の切り札「値切り」を出した営業のお兄さん。 値切成功かどうかは、話してはいけないという契約をしているので、ここではお話しすることはできないのですが残念です。 すみません…。 結局、恐ろしい事に、夫は即日購入決定! 私達、頭金も貯めてないし、他の物件も見てないんですけど…。 普通、家を買う時って、いろいろ見てから買う物でないの? 普通、家を買う時って、頭金を貯めておくよね? 普通、家を買う時って、衝動買いじゃないでしょ? 普通、普通、普通、…普通の日本人である私の頭の中で、「普通…」がグルグル回ってます。 夫はこのとき、転職してから2ヶ月しか経ってませんでした。 その前の会社にも、3年ギリギリしか勤めていません。 頭金も用意していないし。(刹那的に人生を送っている夫です。) 永住権は、申請はしてあるものの、まだ取れてはいない状態。 私が銀行さんだったら、こんな外国人には貸さないな。 私の予想では、ローン決済が降りない。 -->手付金が返ってくる。 -->良い夢見させてもらったぜ! ところが、4年前と違い、いつの間にか日本の銀行は、永住権の取れていない外国人にも、お金を貸してくれるようになっていたのですね。 全く、知りませんでした。 太っ腹な某大手銀行様は、ポンっと、夫にお金を貸してくれました。 夫も、営業のお兄さんも大喜び。 不安なのは、私1人。 「大丈夫、僕が死んだら、金利の中の生命保険で、ローンは相殺になるから。」 金利の中に、既に生命保険代分が入っているそうです。 「もし、病気とかになっても、保険にも入ってるし、心配しないで。」 いや、心配だよ。すごく。 …だいたいね、ちょっと今、そんな話しないで。 ドキドキして、めまいがするから。 購入から1年、今でも夫は会社から帰って来ると、 「あぁ、うちって良いなぁ。」 と、喜びのため息をつきます。 お前さんは…幸せだね。 このローン残金を見ても余裕でいられる君が、うらやましいよ。 ![]() 娘よ、お前さんも、幸せだね。 君は、このローンの事がわかるような年になったら、私のような人間になるのかな? それとも、パパのような人間になるのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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