|
カテゴリ:カテゴリ未分類
私は今から10年位前に、某大手サラ金の会社に新卒として入社しました。
くわしくは、こちらへ。 とは言っても、あまり詳しい事は、書けないんですけどね。 サラ金の会社といえば、「取立て」という言葉が、最初に頭に浮かぶのではないでしょうか。 私が働いていたサラ金の場合、未払いのお客様のお宅へ取り立てに伺うのは、男性社員の仕事でした。 (これくらいなら、言っても大丈夫なはず。) ちなみに、取立て等、お金を返してもらう仕事全般を「回収業務」と呼びます。 回収業務には、主に3つのやり方があります。 電話、手紙、訪問、です。 その中でも、電話が一番、よく使われる方法です。 お金は借りた人にしか返す義務はありません。 たまには、お金を借りた本人が、ドロンと消えてしてしまっている事もあります。 それなのに、ベテランの男性社員さん達は、上手にお金を返してもらうんですね。 どうやって? それは、借りた本人の親御さんからです。 こっちが返してくれ、と言わなくても、律儀で真面目な日本人の親御さんは 「息子の借りた金は、親の自分が」と言って返してくれる事が多いのです。 その代わり、もう絶対に貸さないで。というお願いつきで。 甘やかしてるなぁ。こんな育て方だから、サラ金に手を出すような息子になってしまったんじゃないの? なんて、思ったこともありました。 でも、ひょっとして、この親御さん達、返す義務がないって知らないのでは? もしかして、子供の借金だから返さなきゃいけないって思い込ませれているのでは? なーんて、思うこともありました。 実際、店長が「息子さんの将来を考えると、こういった事はきちんとしておいた方がいいんですけどね。」なんて、親御さんに電話で話しているのを耳にした事があります。 返してくれ、と店長が言っていたわけでは、無いんですよ。 そこが、ミソ、なんですね。 それは、言ってはいけないことですから。 向こうのご両親が、「息子の将来のためにも、親の私が返金させて欲しい」、と申し出るように、店長は仕向けていかなければいけないのですから。 あぁ、ご利用は計画的に、ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|