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SunnyJune

SunnyJune

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Feb 26, 2006
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go

今日の東京は、一日中、雨でした。

もちろん、私達3人は家の中でゴロゴロしてました。

夫は娘に囲碁を教えているようです。

ちなみに、私は全くルールを知りません。(笑)



さて、この間の経験バトンの中に、

「女を殴る」というのがありましたね。


これは、「補導」と「一万円以上落とす」にも

つながりがあるのです。

(注:私は俗にヤンキーと呼ばれるタイプではありません。)



1994年の暮れ間近の事です。


夫(当時は結婚前)と私は、

米国に住む彼の家族と一緒に、

その年のクリスマスとお正月を過ごす事になっていました。


銀行から、その旅行の軍資金として現金を引き出し、

その帰りに、知り合いと飲みに行きました。


六本木交差点の近くにある電話ボックスから

夫に電話をしました。

その時に、旅行代が入ったカバンを

そこに置いてきてしまったのです。


すぐに気がついて、

電話ボックスに戻ったのですが、

もう、そこにはありませんでした。


近くにいた知り合いに、事情を話すと

「女の子2人組がJuneのすぐ後に電話使ってたよ。」

目撃情報!

ラッキーです。


さらに、彼女はその後すぐに

六本木駅方面から交差点を渡ってくる女の子二人組みを指差して

「あの子達だ!絶対、あの子達!!」

と、確信を持って、その子達2人に近づいていきました。


「ねぇ、さっきあそこの電話使ってたでしょ。」と

私の知り合いが訊いてくれました。

「はぁ?何ですか?」と、

とてもイヤ~な声音が返ってきました。

私もその雰囲気で「この人達が盗ったな。」と感じました。

(私は盗られた現場を見てもいないくせに。笑)


お金、返してください!

「何の事かわからないんだけど。」と言って、去ろうとする二人。

思わず、そのうちの1人の髪を掴んで、

ぼこっ、ぼこっ、(ひょっとすると、もうちょっと)

と、頭と顔を殴ってしまいました。(あぁ、ゴメンね。)


私は、泣いているその子を引きずって、

すぐ近くの麻布警察署へ。


警察の人にわけを話すと、

とりあえず、個室に連れて行かれました。

私がボコッとしてしまった彼女とは別室に通されました。



私がもう一度最初から説明をして、

職員の人がメモを取っていると、

他の職員の人が、私のカバンを持って入ってきました。


「あ、それです!」と叫ぶ私。

職員の方の説明によると、

彼女の持ち物の中に、

六本木駅のコインロッカーの鍵が入っていて、

そのコインロッカーの中に、私のカバンも入っていたそうです。



「で、これからの話なんだけど、君ね、殴りすぎだよ。」と、

職員の方が説明を始めました。


彼によると、このままでは、私のほうが傷害罪として

訴えられてしまうそうです。



だから、取引として

私も、彼女の窃盗罪を問わない代わりに、

彼女も、私の傷害罪を問わない、としましょう。

ここに、一筆お願いします。

と、紙を差し出されました。


で、もちろん私は一筆書きました。(笑)


お金は戻ってきたし、

誰も罪は問われないし、

あの女の子には、ちょっと痛い目をあわせてしまったけれど、

とりあえず、一件落着。



考えてみると、これで私が窃盗罪を問わなくても、

彼女が傷害罪を問わないとは限らないのだから、

そんなに簡単に一筆書くのは、良くないことだよなぁ、

なんて、今になると思います。

ほら、警察と言えども、信用できないご時世ですよね。



さらに、今考えてみると、

私がプチッと切れて、ボコッとしてしまった彼女が、

人違いでなくて良かったです。


人間、平常心を保つのは、大切です。

自制心って、大切ですね。(笑)

あの事件があってから11年経ちました。

あれから今のところ、このように切れた事はありません。


この時は運良く、これで終結がついたものの、

ひとつ間違えれば、大事態になっていたかもしれませんね。

良い勉強になりました。





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Last updated  Feb 27, 2006 06:16:09 AM
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