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麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

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2012年01月17日
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カテゴリ:日々徒然
国の方向性として、住宅のスマート化や省エネ・節電などの性能向上が

クローズアップされていますが、住宅のスマート化や省エネ・節電の効果を

大きく左右する要素とは?

実は、開口プランと通風の良い間取りです。

日当たりのいい家は、それだけで気持ちが良いものですね。

日中、光を取り入れるポイントとは、大きな開口。

窓が南側にあれば、より多くの光が入ります。


ただし、光を多く取り入れようとすると、今度はプライバシーの確保に問題が。

大きな開口は魅力的ですが、外からの視線を遮る工夫も必要になってきます。

リビングが暗くなりがちで日中でも照明をつけてしまうと、省エネ・節電の点から

観て、決してお薦めできることではありません。

その場合は吹き抜けにしたり、北向きの暗い場所であれば、天窓や小窓など

を多く設けると、日中はかなり明るくなります。

中庭や坪庭があると、家の奥まで明るくなりますし、間仕切りをすりガラスに

したり縦長の窓を多く使うことで、光が奥まで届くようになります。


暑い夏を快適に過ごすにあたり、もっとも省エネ効果・節電効果が高いのは、

通風の確保。

確かにエアコンや24時間空調・換気システムによって、室内温度や湿度の

管理は精度よくできるようになりましたし、エアコンの省エネ性能も向上した

ことで10年前の半分程度の消費電力で同じ程度の冷房・暖房能力となって

います。


また、エアコンの特性として、室内温度や湿度が安定すると時間あたり消費

電力は大きく下がります。

これも、省エネ・節電には欠かせないこと。

よって、室外の温度の影響を受けにくくするための断熱化、ならびに、すきま

風をできる限り少なくする気密化は、通風とは別の視点。つまり省エネと節電

のためには欠かせないものです。


でも、締め切っていた夏の室内が暑いときは、まず窓を全開について自然の

風を取り入れ少しでも室内温度を下げたほうが、冷房開始直後のエアコン

消費電力を抑えられるほか、朝晩の涼しいときは、むしろ積極的に通風した

ほうが心地よいことは、みなさま経験していることと思います。

新築やリフォームであれば、設計次第でさらに風通しをよくすることができます。


住まいのなかに自然の風を通すには、対角線上に窓を設けることが効果的です。

特に、南北の対角線上に設けると効果的。

また、横に通り抜ける風だけではなく、1階の窓から取り入れた空気を階段や

吹き抜けを通して、2階の窓や天窓から抜けるようにする工夫も大切。


住まいの気密化・断熱化が進むにつれ、室内の風の流れをおおよそ正確に

予測できるようになっています。

また24時間換気(2時間に室内空気が入れ替わる)の義務化によって、

最低限の換気は確保されています。


しかし、『シックハウス症候群』を予防するためにもっとも効果的な方法とは、

室内の積極的な換気なのです。

決して、締め切った部屋で空気清浄機だけに頼るものではありません。


『気密』と『換気』。

一見矛盾しているように見えますが、効率よく、狙い通りに換気して、快適に

過ごすには、住宅そのものを高性能化して消費エネルギーを確認できるよう

にする《高気密高断熱》・《スマートハウス》と同じように、《採光》と《通風》も、

同じように重要な要素。


《高気密高断熱》・《スマートハウス》というコトバが一人歩きしている現在。

《採光》と《通風》という、家づくりの基本をないがしろにしてはいけません。


ハウスネットギャラリー 注文住宅  http://www.hng.ne.jp/





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最終更新日  2012年01月17日 18時59分10秒


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