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2005.03.20
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カテゴリ:留学-学習編
講義のノートをとるときに大事なのは「聞くこと」

当たり前かもしれないけど、勘違いしている人も多い。
アメリカ人の学生にノートを見せてもらっても、これじゃ分かんない、というものがある。

よくあるのは

聞いたことを全て書き写す

ケース

教授の話した言葉がそのままセンテンスでずらーっと書かれてる。
ただ、聞きそびったらしきところ、書くのが追いつかなかったところがあると見え、全部読んでもどうもよく分からなかったり。

これは、前回書いた講義をテープにとる人にも多いみたい。
何度も繰り返して聞いて、レクチャー全てをスクリプトにしてみたり「ノートとり」を「テープおこし」と間違えているのだ。

これじゃ、時間の無駄。何より、ノートをとる本当の意味からぜんぜん外れてる。

ノートをとる、という行為は、講義に対する集中力を高めるのが第一の目的。

いかに注意を払って教授の言わんとしていることを汲み取り、講義のポイントを見つけていく、これができないと、ノートは役に立たない。

つまり、

  ノートをとろうとする
   ↓
  授業に集中しなくちゃ、という心構えが出来る。
   ↓
  教授の話に熱心に耳を傾ける。
   ↓
  講義の中で、特に強調されるところ、繰り返し述べられるところ、「まとめ」としてあげられるところが分かる。
   ↓
  これらの点を主に書き止めておき、読み直したときに授業のポイントが再現できる。

というのが、ノートとりの目的というか、プロセスになる。

速記術を身につけたり、講義をテープに取ったりして「授業のトランスクリプト」を作っても、

  -多分全部読み返すことはない。

  -読み返しても、どこがポイントかわからない。(教授の声の調子やジェスチャーまでは思い出せない。実はこれが重要)

  -時間の無駄。講義全部を書き写すくらいだったら、ポイントを3回読み返したほうが効果的。

ので、あまり役に立たないのだ。

こういう点から見ると、英語が母国語でない、という留学生の欠点が、案外利点になってきたりする。

全部聞き取って書けるわけないんだから、と、さっさと割り切れるので、とりあえず聞き取れるところだけ書いてこ、となる。で、聞き取れるところ、っていうと、教授が何度も繰り返すところ、大きな声で、ゆっくり話すところ、だけだったりするのだが、これが、ほとんどの場合重要ポイントである。

そんなこんなしているうちに、リスニング力も上達するけれど、その前に「ポイントがどこかを聞き分ける」という力がついてしまっているので、ノート自体はポイントを抑えたものがしっかり書けるようになるものなのだ。

ということで、まとめると。

「ノートをとる」という行為よりも、「ノートをとるべき重要ポイントを講義で聞き取る」ことが大事。書く手を早めるより、教授の言うことにじっくり耳を傾けましょう。






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Last updated  2005.03.20 19:34:13
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