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カテゴリ:仏教
約1か月ぶりに北鎌倉駅の近くにある円覚寺へ行きました。
お説教して頂いたのは、臨済宗円覚寺派瑞泉寺の和尚様。 お説教は終始ユーモアのある話でした。 ・来月より始まる夏期講座の案内、 ・植木等さんの「わかっちゃいるけどやめられない」は親鸞の教え、 ・古川大航禅師のお話、 ・夢窓国師『夢中問答』のお話で、清水寺にお参りに行く女性が観音様に琵琶の種子を小さくしてもらいたい、と祈っているのに、聞き遂げて聞いてくれないと嘆く話。 また、話の主要部分は、俳句を引用して仏道と結び付けて話す法話で味のある内容でした。 引用された俳句は以下。 ・散りてのち 面影にたつ ボタンかな 蕪村 ・短い夜や 大盗人の 倉破り 愚哉 ・たそがれて 十薬の花 ただ白し 夢香 ・五月雨に 家振り捨てて なめくじり 凡兆 ・高僧も 爺でおわしぬ 琵琶をめす 虚子 どれも趣があり、良かったです。 円覚寺院内には河合塾の学生や、小学生、外国の方々等、多くの方が来院しておりました。 塾の学生は、今年度の受験の景気付けなのでしょうか。 松寥院内にある遍路みちには、アザミ、アジサイのような花が咲いており、とても綺麗でした。 歩く道の先には文豪開高健氏のお墓がありました。図らずもこのような場でお会いすることが出来、良かったです。奇しくも本日の読売新聞第12面には、開高健氏と浅田次郎氏の「どっち派?」が書かれていましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.28 19:37:53
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