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カテゴリ:観光
2008年10月19日(日)
晴天の中、昨日は飛べず・・・。 で、今日も昨日と同じ気圧配置。・・という事は?? とっても嫌な予感がするんだけど・・・・。 とりあえず、外れる事を祈ろう。 今日も珍しく9時台にショップに出勤すると、北風ピューピュー( ̄□ ̄;)!! 予感が当たってしまった。 次週の土曜は仕事なのに、今週も飛べないのか~~。 天気はものすごく良いんだけどね、風が変わる様子がない。 しょうがない・・・と諦めていた頃、 Sさん隊が「毛無山の滝を見に行く」と参加者を募集していた。 10時出発と言うので、食糧を買って慌てて便乗。 毛無山の滝までは昨年も行ったので、今回は山頂まで行く事にした。 昨年は、滝でスズメバチに遭遇して、その先に進めなかったんだよね~~。 今年は登ってやる~!と気合いを入れる。 と、その時、ある事に気づく。 登山靴持ってきてないΣ( ̄Д ̄;) どうしよう・・・・。 困っていたら、 師匠がパラシューズでも大丈夫だとおっしゃるので、パラシューズで行く事にした。 これが、後でとんでもないことになるのだが。 そんなわけで、ゴタゴタしつつも毛無山の駐車場に着いたのが10時10分。 支度をして、登山口に着いたのが10時20分。 スタート地点の高度は868mで、山頂が1946m。標高差1078m。 ここから長い道のりが始まった。 2合目付近にある「不動の滝」までは、スカイ朝霧の皆さんにお供する。 ↑毛無山登山道は、ロープを使って岩場を登っていく箇所がたくさん。 大将が愛犬を連れて登っていたけれど、愛犬は少しバテ気味?? 滝まではあっという間に着いた。時刻は10時35分。(ここまで15分) ↑紅葉は、少し早すぎたかな。 ここで、山頂組と、滝つぼ組に分かれる。 山頂組は、私、師匠、DUNKさんとW社長の4名。 少し休憩してからスタート。ここから先は未知の領域。 その先は更に岩場の道が続く。 これだけ岩場が多いって事は・・・・・。 もしパラで飛んでいて毛無山に落ちたら、木に引っ掛からずに岩に激突するかもしれない。 チキンの私は、養毛で高度が2000m以上ないと毛無には行かないけれど、 これからも無理のないフライトをしたいと思った。 ちょうど3合目付近だろうか。 パラシューズで歩くのがキツくなってきて、右足のカカトに靴ずれの豆が出来始める。 頂上までまだ700mもあるのに( ̄□ ̄;) パラシューズって、工事現場とかの安全靴と同じで、厚底でつま先が固いんだよね。 だから柔軟性が全くないし、歩いていて滑り止めになる訳でもない。 ただ、歩きにくいだけ。 明らかにハンディシューズじゃん。 登山には不向き。師匠のホラ吹き~~!! けど、山チンしたら、これで山道を歩かなきゃならないんだけどね。 ここでリタイアするのも嫌なので、ペースをかなり落として痛みに耐えつつ登る。 3合目と4合目の間の岩場に、後から来るダンクさんとW社長にメッセージ。 はがれた木の皮に「ダンクさん、社長、ガンバレ!!」と書いて置いておいた。 気付くかなぁ。 山道をひたすら進んでいくと、4合目と5合目のあいだに開けた場所があった。 レスキューポイント。 寒い中助けを待ったのか、焚き火の跡があった。 こんなところで、遭難したくないな。 5合目と6合目あいだで、下山してきた方と初めて会った。 はやっ! 7合目の紅葉が見頃で、頂上は良く晴れていてアルプスが見えると言う。 それを聞いて、ヤル気が出てきた。 その方を先頭に、下山者が続々。 皆、7時~8時ぐらいの間に登山し始めていると言う。 「暑くなる前に登る」らしい。 この頃の時刻は11時30分。登りにはキツい暑さかな。 7合目を過ぎると、木が色付き始めた。 今年初の紅葉に感動♪空も青いし♪ 8合目を過ぎ、9合目に向かっているあいだに「富士山展望台」 ん!?これって・・・・。 師匠いわく、「ゲンコツ岩」らしい。 ここからサーマルが湧いてくるんだとか。 って事は・・・・。右を向くと。 見慣れた風景だ。 飛んでいると当たり前の風景なんだけど、登山する人達は、この風景に感動するのかな。 ここで軽くおやつを食べて休憩。頂上までは後ちょっと。 少し歩くと、9合目の看板が見えてきた。 まだまだ登りが続くのかな?と思ったら、すぐに平地になった。 展望台らしき大きな岩があり、登ってみると見慣れたアルプスが見えた。 猪之頭から500mゲインすれば見えるので、見慣れた風景なのだが、 逆転層がクッキリ!これは飛んでいるとなかなか見られない風景かも。 ここから紅葉を楽しみつつ300m北に歩くと、 ゴールが見えてきた。 時刻は12時40分。入口から2時間20分。 登頂しました~♪ ここでパラフライヤーらしく・・。ジャ~~~ンプッ。 ↑50cm毛無山トップアウトヽ(*⌒∇⌒*)ノ 昼食を食べてしばらくすると、 DUNKさんとW社長も無事登頂!(※ご本人方が、写真を載せて良いとおっしゃるので載せました) 気持ち良くお弁当を食べてました。 ゆっくり休憩した後は、Sさんに頼まれたカラビナ探し。 2月に毛無山山頂付近で落ちたHさんを、雪道の中救出に向かったSさん。 (↑雪がなくても登るの大変だったのに、このお方はすごい!) 救出した時にカラビナを雪の中に落としたらしく、 回収出来なかったので探してきてほしいと頼まれていた。 Sさんから聞いていた大きな岩の、白い木の周りをしばらく探してみる。 けれど、木の葉が積もっていて、見つかるわけがない。 こんなところに落ちて、長い時間救出を待って、雪道を1000m以上下るのも大変だよね。。 チキンのままでいいや・・・と思った。 時刻は13時50分。下山を始めた。 登りは大変だったけれど、下りは楽かな~??と思いきや、 岩場だらけでなかなか降りられない。 その上目標がないだけに、飽きてくる。 足がガクガク、関節部分がジンジン痛み出して、辛くなってきた。 トレッキングシューズだと降りるのが楽なんだけど、厚底のパラシューズはキツイ。 頑張って頑張って、ようやく入口に戻ってきたのが15時40分。 マジツカレタ・・・。 コーヒーを飲んでゆっくりしたいものだ。 登りも下りも、ほぼ標準タイムかな。 靴がまともだったら、豆が出来なかっただろうし、もう少し体力を使わずに早かったかも。 次の日は、もちろん筋肉痛。 最近運動不足だなぁ。 そういえば何年か前に富士山を、間違って砂だらけの御殿場口から登頂したのだが、 御殿場口の標高は1440m、富士山の山頂が3776mだから、標高差2336m。 毛無の1000mでこれだけ疲れているのに、そんなに良く登れたなぁと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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