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カテゴリ:パラグライダー:クロカン
2009年4月5日(日)
6時に起きて、朝ご飯を食べて、 7時過ぎに青マントラさんに予約して頂いた宿泊場所を出てみると・・・・ なんと、神社でした!ここに泊っていたなんて。 早速クロカン祈願。ベトナムの時は、1ドル札を入れて雨を降らされたので、 今回は5円を入れた。 7時30分過ぎに会場に着いて、テイクオフの順番のくじ引きをしたら、 (昨日GPSのデータを提出しなかった人は、後ろの方の番号のくじ引きらしいです。) 今度は、49番/50人中!ほんと、私の性格にピッタリですね。 しばらくは西風(フォロー)が続き、 大会をキャンセルして、ハングの西テイクオフから飛ぼうという声も。 COOから出た機体ははるか上空へ上がってます。 昼ごろNASAトップからメインテクオフへ向かってみると、風が変わったのか、 Jリーグからゲートオープン。 コンバージェンスラインがあるのか、米粒のように小さくなっている。 上がるうちにテイクオフしたいところだけど、順番はほぼ最後なんだよね・・・。 12時45分にやっとテイクオフ出来た。 テイクオフすると、タイミング良く1700m付近までガンガン上昇! 昨日の苦労はなんだったんだ~?これでやっとクロカンに出れる♪ 風車を余裕で越えて~ さて、どっちへ行こうか? 大会タスクは西方面なのだけど、北方面に向かっている機体が・・・。 方向音痴な私は、あやうく着いて行きそうになってしまった。 北に少し向かった後、進路を西方面に変える。 すると、初のエリアでサーマルの在り処が分からず、高度がなかなか上がらずジタバタ・・! 少し進んではサーマルを廻すのだけど、風車がなかなか遠ざかって行かない(汗) ようやく高度が1500mまで回復できたところで走り始める。 しばらく進むと、10機ぐらいでガーグル。 なるほど!これなら楽そうだ。 けれど、GPSのスピードを見ると、24km/h。たま~に10km/hしか出ないところも。 フォローだと思い込んでいたら、何気にアゲインストなんですね。 向かい風に弱いニモは、他の機体より明らかに不利。 他の機体よりなるべく高度を上げて~「待って~~(汗)」と置いて行かれ、 後ろの集団に追い付かれて~の繰り返し。 無駄に高度を上げて、向い風の中かな~りチンタラチンタラ進んでいる気がします。 高度が1500mを越えると寒く、1000m付近になると生き返った心地がするけど、 寒いところばかり選んで通っている感じ。 ふと周りを見渡してみると、さっきまで見えていた風車が見えなくなっていた。 「ここはどこ?私は誰?」 前日に地図を確認したのに、全く分からない方向音痴っぷり。 ダミーの皆さんに、連れて行って頂いています。 置いて行かれて1人になったら迷子になってしまう(汗)頑張って付いていかないと! 向かう先は、とことんフラットランド。 普段朝霧で飛んでいると、沖のサーマルにはあまりお目にかかれないから大変だ。 山の斜面のように、サーマルが流される方向が分からないから、 手探りで効率良く上げる技術がまだまだ不十分かも。 けれど、朝霧のように荒れていないので、気持ちよく飛ぶことが出来て楽しい♪ サーマル源になりそうな、なるべく満車の駐車場を探しつつ進んでいく。 しばらく進んでいくと、大きな街にぶち当たった。どこの街だろ? 後で分かった事だけど、「小山市」だった。 ヘリコプターが街の上空を飛んでいる。パラよりずっと低い高度で。なんだか不思議だ。 写真を撮りたいのだけど、 最良滑空速度になるようにブレークやアクセルを調整するのに手いっぱい。 こんな町で高度を落としてしまったら大変だ。 街を抜けたところでやっと1枚撮ってみた。 ↑よ~く見てみると、進行方向にダミーが何機か。 川を越えたところで、お助けサーマルにHIT! これが今回のクロカンで一番のBIGサーマル♪1900mまで急上昇! ラッキー♪と思っていたら、ここでタイムアップだったのですね。 同じサーマルを廻していた下の機体が、上げきる前に走って行っていた。(抜かれた) ついつい時間を忘れて飛んでいたものだから、 大会のタスククローズ時間を過ぎてしまっている事に、後から気付いた。 時刻は16時、距離は32.8km地点。 JHFのようなメジャーな大会に出るのは今回が初めてだから あまり気にしていなかったけれど、 クローズ時間までにいかに距離を伸ばした方が勝ちなのですね・・・。初めて気付いた。 クロカンだから、時間は関係ないや・・・と思い込んでいて、のんびり飛んでいた。 まあ、いいっか。勝ち負けではなく、楽しく飛べればそれでいいし♪ (それにしても、タスクスタート時間がないので、一番最後にテイクオフした人が不利ですね。) 高度は他の機体よりはるかに高く、やっと気持ち的に余裕ができた。 けれど、ここで1-2機の悲しき宿命が・・・。 自分よりおよそ1000m下を飛んでいた2の師匠の機体と同じタイミングで走り始めたのだけど、 私が5km先、師匠が5.5km先に辿り付いたところで同じ高度になってしまった。 そんなに機体性能差が出るんだぁ?? その先の永野川を越えると、筑波を離れて以来、初の山岳地帯に出食わした。 なんとそこは、「大平山」というパラグライダーのエリアだと言う事を後から知った。 別のエリアからテイクオフして、別のエリアに行ったのは初めての経験♪ この辺に来て、風が変わったのか、 フォローになってやっとクロカン向きの風に出会えた♪これを待っていた!(遅いよ~) 沖を進んでいくと、サーマルに乗ってどんどん流されて行く。 夕陽が差し始めて、これが最終グライドかな。 700m付近まで上げて、行けるところまで進んでいく。 3~4kmくらい進んだところで、高度が450mに下がった。 まだまだ進めそうな感じがしたけれど、師匠から東北自動車道の先にランディング指示。 たんぼに無事ランディング! 時刻は16時40分。距離は48.4km。初の県またぎ! 台湾クロカン(36.5km)以来の自己最長記録に満足♪疲れた~~! 大会本部にランディング報告をしたら、「15分遅れ」と言われてしまった。 16時半だっけ? うぅ、失格か・・・・・。 まあでも、楽しくクロカンする事に意義があるし、失格でもいいやと思った。 機体を畳んで、地元の農家の方に挨拶。 「筑波から飛んできた」と言ったらビックリされていた。 回収車を待って、高速道路に乗って帰る。 100km/hで走っている回収車に乗っていると、 ずいぶん遠くまで飛んで来たんだなぁと実感できて、嬉しかった♪ ショップに戻って、今度はしっかりGPSデータを提出して、サインをして終了。 NASAの皆様、2日間本当にお世話になりました! 今度は、北方向に進んで、元ホームエリアの烏山まで飛んでいきたいです。 ↑どなたか連れて行って下さい。お願いします! 後日発表されたXCチャレンジの大会成績によると、 参加者50人中、総合は28位、最長フライト参考距離は13位でした。 距離だけなら、1-2機ではトップかな♪ 失格にならずに済んだようです。 三筋山の大会の時みたいに、0点にならなくて良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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