ニモの気まぐれ日記
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JUN@ニモ
ニモ(パラグライダー)に乗るJUNのブログです。
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2010年9月23日(木) Part 2 OZONE本社 お借りした、おNEWの DELTA XS を持って、 Gourdon(グルドン)のテイクオフへ向かう事となった。 あらかじめ見学しておいたランディングはこちら ↓ 谷間にありますが、とても広くて降ろしやすそうです。 ↑ OZONE本社の方は、プロトタイプのテストフライトがあるそうで、 テイクオフまで一緒に案内して頂きました。 ↑ テイクオフへ。 ↑ Gourdon テイクオフの様子 ↓ テイクオフ高度:1100m、ランディング高度:170m、ランディングまでの距離:5.5km 岩がゴツゴツ。 トップランが出来るそうなのですが、ちょっとプレッシャーがありますね。 「今日は良いコンディションだよ!」との言葉に、胸が躍ります♪ 早速、おNEWのDELTA XS のお披露目です。 ↑ 体重レンジが、55 - 70 kg。 35 kg の人でも乗れてしまうのですね。 私は、上限気味かな・・・・。 機体は、骨が入っていて、ラインもライザーも細いです。 DELTAは、試乗された方から良い話ばかり聞き、評判の良い機体。 ・速い ・良く浮く ・アクセル踏んでも沈まない 本当かな?? 「 おNEWの DELTA で飛んで、ぶっ飛んだら、笑い者だね(笑) 」 と、この時は、冗談交じりで話していた。。。 先にテイクオフしている方々は、モレなくトップアウトして、高く上がっている。 評判の良いDELTA に限って、まさかぶっ飛びなんて、あり得ないよね~。 そう思った。 ウッキーさんと、紀ノ川のミチローさんがテイクオフし、 順調にソアリングしている。 それに続いてテイクオフ。 素直に立ち上がり、一発で問題なく出られました。( スタ沈しなくて良かった。) ↑ 師匠に、おNEWが中古に変わる瞬間を、ビデオに撮って頂きました。 「良く浮く」と信じていたので、安心していたら、 皆がトップアウトしている中、自分だけ沈んでいきます(大汗)! なぜだ~!? このまま、斜面にランディングしてしまいそう・・・。 せっかくの DELTA なのに、ぶっ飛びたくないよ~。 初のエリアで、初の機体 というリスキーな条件が揃ってしまっているのだけど、 ここは、岩に寄って行かないと上がりません。 テイクオフ前に入れた、GoProのスイッチを切る余裕もなく、 斜面・岩場ギリギリの、テイクオフの下を這いずり回る、ドキドキハラハラな様子が、 全部ビデオに撮れていました。 11分30秒。 この時間を、どれほど長く感じた事か! (苦労の様子が、YouTube ビデオの2:20あたりまで入っています。) それを乗り越えて、 安定したサーマルで初旋回をしたら、1周で楽々トップアウト! 抜ける時は、とても早かった♪ ここまでの、DELTA の印象ですが、 浮きが良くない(上限のせいがあるかも)、風見効果がほとんどない。 HOOKより一回り大廻り。 NIVIUKのグライダーに備わっている、 「浮きが良い、風見効果抜群、小回りが利く」の3点セットがない。 不安になってきた。 旋回より、8の字の方が効率が良さそうだったので、 ある程度高度を稼いでから、サーマル旋回。 少しずつ、慣れてきました。 Gourdon は、西側に2.5kmリッジが続くのですが、 ↑ ドームが2km地点ぐらい。 この日は、西風が強く、 西に向くと、DELTAと言えども、スピードは 平均 15km/h。 (岡さんの最新型2-3機でも、スピードが一桁になったりしたそうです。) ドームから先は、1-2機のグライダーがいません。 HOOKだったら、ここまで来れなかったと思いますが、 DELTA だと、あまり沈む事なく楽々。得した気分です♪ ここで、ある事に気付きました。 今日は、 誰もが「気を抜くと潰されるバンピーなコンディション」と言っていたのですが、 (突然、+6 のサーマルを食らうし) 1-2機に乗っているかのような、安定感があり、潰される気配が全くありません。 HOOKに乗っていても、こんな風の強い日は、ピッチングで良く揺らされるのに、 DELTAは、気にならないほど 揺れない。 本当に、2クラスですか?? ARTIK2 に試乗した時 は、明らかに2クラスだって、分かったんだけどな。 ↑ 片手手放しで余裕で撮影できました。 ↓ 景色、雄大です♪ この後、雲底2150mまで上げたり、みんなを追いかけて撮影したり。 すると、風がどんどん強くなり、テイクオフは7mと無線。 地元のフライヤーは、垂直降下してテイクオフ下の斜面にあちこち降りてしまっていた。 メンバーも、ウッキーさん以外はトップラン。 今飛んでいるフライヤーは、私だけ。 しかも、風が吹き抜けてしまうためか、高度は頑張っても1500m。 こんな中、15km/h(向かい風)で、5.5km離れた谷間のメインランへ向かいます。 HOOKだったらトップランしていただろうけど、今日はDELTAを信じてみる事にします。 (岡さんからも、Goサインを頂きましたし。) ハーフアクセルで、5km/hプラス。あまり沈まずに滑空します。 ↑ 城の上空へ ↓ ↑ 城の正面 ↑ BAR SUR LOUP ↑ 途中に、ハングのランチャー台がありました。 ↑ 地中海方面。ニースやモナコはどこかな?? ↑ エリア全景。 ランディング上空にて、高度を500m残し、スパイラルを試す。 ここで導入に失敗し、左の翼端が潰される。 (この時初めて潰れました。) 問題なく直ったため、スパイラルの導入へ。 HOOKと違って、なかなか入らなかったけれど、 安定してコントロールできた。やはり大廻りかな。 谷間のランディングは、垂直降下でした。 ↑ 高度。 高度が落ちる前に、次のサーマルポイントに行き着くので、楽でした ♪ 気付いたら、3時間以上飛んでいた。 これだけ、皆が怖がるバンピーなコンディションで飛んでいて、 潰れたのは、自分で潰した1回のみ。 潰れる気配は一度もなかったし、怖いとも思わなかった。 普通だったら、2時間以上飛ぶと偏頭痛のスイッチが入るのに、 あまりにも揺れなくて安定していたため、偏頭痛が来ない。 ちなみに、皆さんがおっしゃる 「硬さ」 については、良く分かりませんでした。 DELTA 乗る者に不快感を与えない、紳士的なグライダー (安定しているし、偏頭痛になりにくいし、速いし、沈まないしって、意味合いで) やばいっ、惚れ込んでしまいそう それが、乗り終わってからの感想です。 フライトビデオは、こちら ↓
OZONE NEWS 掲載 2010年10月09日 コメント(2)
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