ジュラのお散歩花日記

今日のこちらは暑さがひと休み

朝から雨が降ったり曇ったりのお天気で

青空が出始めたのは午後も遅くなってからでした



まだ東海・関東甲信越・東北地方は暑さが厳しかったそうですね

でも今回の酷暑のピークはようやく越えたようです



夜になって風向きが南東から北東に変わり

随分気温が下がって来ました

久しぶりに熱帯夜からお別れできそうです



あと十日もすれば立秋　暦の上では秋になります

今夜はまるで秋めいてきたような風が吹いていますが

そう簡単には許してくれないのでしょうね

まだまだ暑さのピークは何度か訪れるなんてＴＶで言っていました



でも時にこんな涼しい夜があると生き返れます（笑）

今日は道端でよく見かけるキク科の白いお花のお話です



今日の主人公はこのお花

遠くから見るとまるでカスミソウが咲いているように見えますね



[　ヒメジョオン　]

これは北アメリカ原産の帰化植物で

キク科ムカシヨモギ属の「姫女苑（ヒメジョオン）」のお花です

春の終わりごろから咲き始め秋の終わりごろ、時には初冬ごろまで咲いています



幕末に観葉植物として渡来したけれどその後野草化して全国に広がったそうです

この写真のお花はヒメジョオンのお花なんですが

どこか変だと思いませんか



[　二種類のヒメジョオンの花　]

実はこの上の二枚の写真には二種類のヒメジョオンが一緒に写っています

まずは普通のヒメジョオンのお花はこれ



[　姫女苑（ヒメジョオン）　]

今道端で咲いている白いお花の多くはこのヒメジョオンのお花です



[　ヒメジョオン　]

ヒメジョオンのお仲間にお花の径が一回り小さくて葉っぱが細い

「箆葉姫女苑（ヘラバヒメジョオン）」があります



[　箆葉姫女苑（ヘラバヒメジョオン）　]

ヘラバヒメジョオンの花びらはヒメジョオンと比べると太くて短いです

だから一緒に咲いているとこんな風に見えます



[　ヒメジョオンとヘラバヒメジョオン　とカマキリの子供　]

こうやって一緒に咲いていると違いが良く判りますね



[　春紫苑（ハルジオン）　]

こちらは春に咲く「春紫苑（ハルジオン）」のお花です

お花の咲いている時期が少しだけヒメジョオンと重なります

そのためハルジオンとヒメジョオンの見分け方なんてよく書かれていますが

それほど見分け方は難しくありません

見分け方にはお花で見分ける方法と葉っぱで見分ける方法があります

ヒメジョオンとヘラバヒメジョオンとハルジオンを比べてみましょう



[　ヒメジョオン　]



[　ヘラバヒメジョオン　]



[　ハルジオン　]

お花の大きさは　ハルジオン＞ヒメジョオン＞ヘラバヒメジョオン　となります

花びらの太さ（幅）は　太い：ヘラバヒメジョオン＞ヒメジョオン＞ハルジオン：細い

ハルジオンの花びらは細くて長く数が一番多いです

見比べるとそんなに似ていないでしょう

続いて葉っぱの付け根を比べてみます



[　ヒメジョオン　]　　　　　　　　　　　　[　ヘラバヒメジョオン　]　　　　　　　　　　[　ハルジオン　]

ハルジオンだけ葉っぱが茎を包むようについています

これを「葉っぱが茎を抱く」と言います

これで簡単に見分けられますね

　　　　　


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今日の夕暮れ







夕暮れ時にはこれだけしか雲が出ていませんでした





まるで爆発です♪♪