ジュラのお散歩花日記
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今日の午前中は雲の多いお空でしたが 午後からすっきりとはしないけれど青空が広がり 気温も二桁と暖かな一日となりました 一月最後の一週間が始まりました 来週はもう二月 また時間の過ぎ行くのが加速されたようです 今日のお空には飛行雲崩れの筋雲がいっぱい 雨が近づいている前兆だそうです お天気予報では明日は終日雨になりそうです カーペンターズの「雨の日と月曜日は」のように ♪ 雨の日と月曜日は憂鬱 ・ ・ ・ ♫ なんて事にはなりませんように こちらでは今週の後半からまた寒くなるそうです まだまだ寒中、そう簡単には春にはなってくれません 本当の春が待ち遠しいですね 昨日はもう咲き始めた春のお花達をご紹介しましたが ブロ友さんのお一人からタンポポのお花が待ち遠しいとのお話を頂いたので 今日は今咲いているタンポポのお話をしますね 春のお花の代表として知られるタンポポ でも今日本で見られるタンポポの多くは、実は一年中咲いています これがそのタンポポですが、明治にヨーロッパから渡来したセイヨウタンポポのほうです お野菜として北海道に持ち込まれたものが日本全国に広がったと言われています このセイヨウタンポポの大きな特徴は 一年中咲くと言う逞しさと 染色体の数が3の倍数の3倍体で 受粉しなくても種が出来る単為生殖という増え方をすること だから虫さんの居ない真冬でもお花が咲いて種が出来ます 自家受粉ではなくて、受粉すら必要の無い体を持っています 春になるとタンポポのお花にハチさんやアブさんが訪れますが そんなの必要ないのだそうです [ 西洋蒲公英(セイヨウタンポポ) ] 冬のセイヨウタンポポは地面に張り付くように花柄の短いお花を咲かせ 綿帽子が出来る頃には首を持ち上げて遠くまで綿毛を飛ばそうとします [ セイヨウタンポポの綿帽子 ] 実は春のお花として知られるタンポポはこのセイヨウタンポポじゃなくて 古来から日本にある日本蒲公英(ニホンタンポポ)のこと [ 関西蒲公英(カンサイタンポポ) ] この辺りではニホンタンポポの一つカンサイタンポポが春になると咲きます ニホンタンポポの染色体は2倍体で受粉しなければ種が出来ません ニホンタンポポは虫さんの活動が活発な春にしかお花が咲きません 歌に歌われるタンポポはこのニホンタンポポなんですね [ 白花蒲公英(シロバナタンポポ)の群生 ] ところが日本在来種のタンポポの中にも 冬でもお花が咲くタンポポがあります それがこの白いタンポポ 主に関西から西日本、四国、九州で見られる「白花蒲公英(シロバナタンポポ)」です 花柄の長さが30センチ以上にもなる大型のタンポポで 丁度今咲き始めています [ 白花蒲公英(シロバナタンポポ) ] シロバナタンポポの染色体はなんと5倍体だそうで このタンポポもセイヨウタンポポのように単為生殖が出来るそうです ただどういう訳かセイヨウタンポポと違い だんだん繁殖地が減っています [ シロバナタンポポの綿帽子 ] 染色体が奇数倍体ならどれも単為生殖が出来るのかと言えば、それは違います 秋に咲く日本の彼岸花(ヒガンバナ)の染色体は3倍体ですが ヒガンバナはそのため種が出来ないのだそうです 因みに海外には種の出来る2倍体のヒガンバナもあるそうです 今日の夕暮れ ちょっと不気味な夕暮れでした やっぱり明日は雨みたい ・ ・ ・ おまけの写真 昨日のヒヨドリの動画から 決定的瞬間の静止画を一枚取り出してみました
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
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