ジュラのお散歩花日記
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今朝は予報通り冷え込み 当地では初霜が降りました 初霜の時期は例年と比べあまり変わらないみたい 午前中はお天気が良かったのですが 午後からは曇ってしまいました お陰で一日中、一桁の気温のまま 最低気温、最高気温ともこの冬一番の冷え込みだったそうです ブロ友さんの中には今日初氷を経験された方もいらっしゃるようですが 皆さんのところはいかがでしたか 今週は木曜日にまた寒波が来るそうです お気をつけ下さい 昨日は赤い実を色々取り上げましたが 今日は青い実を取り上げてみますね 最初はこの紫色の美しい実♫ シソ科(以前はクマツヅラ科)の落葉樹「藪紫(ヤブムラサキ)」の実です [ 藪紫(ヤブムラサキ)の実 ] お仲間にはムラサキシキブや園芸種のコムラサキがありますが このヤブムラサキの実が一番大きいのです 今は葉っぱが散って枝に残ったこの紫色の実が鮮やかです 続いてはこの青い実 タデ科の蔓草「石見川(イシミカワ)」の実で ちょっとメタリックな輝きを持っています [ 石見川(イシミカワ)の実 ] 美しい草の実ベスト3に入ると思っています(個人的見解) イシミカワの実は10月頃が見ごろで 今はもうありません イシミカワの実は萼が太って青くなり種を包んでいます 萼が果肉の替りをしていますが 誰かが萼を食べてしまったと見え 黒い種が顕になっている部分がありますね 続いては美しい木の実ベスト3に入ると思っているこの実 これもシソ科(以前はクマツヅラ科)の落葉樹の「臭木(クサギ)」の実 赤い萼と青い実の取り合わせはとても美しく目を引きます この青い実で絹糸を空色に染めることができるそうです [ 臭木(クサギ) ] クサギの実は運が良ければまだ見ることができます 続いてはこの蔓木の実 ご存知ブドウ科の蔓性落葉低木「野葡萄(ノブドウ)」の実です ノブドウは青以外に赤や紫、白色とカラフルな彩りの実をつけます [ 野葡萄(ノブドウ) ] 食欲が湧くような色の実ではありませんが ファンタジックでおとぎ話に出てきそうな実です 年によってノブドウの実の色の鮮やかさが変わるようで 今年は綺麗な色をしたノブドウの実が多かったです 最後はこの青い実 実は私はこの実こそが一番美しいと思っています♫ キジカクシ科(以前はユリ科)の多年草「長葉蛇の髭(ナガバジャノヒゲ)」 [ 長葉蛇の髭(ナガバジャノヒゲ) ] このナガバジャノヒゲはお山の林床などでよく見かける草です [ 蛇の髭(ジャノヒゲ) ] 一方、こちらはお庭などにも植えられているジャノヒゲ [ ジャノヒゲの実 ] ジャノヒゲとナガバジャノヒゲはとても良く似ています 違いの一つは名前のように葉っぱの長さが違います また実の大きさも違いナガバジャノヒゲの方が 葉っぱが長く実も大きいです [ ナガバジャノヒゲの実 ] もう一つの違いは ジャノヒゲは匐枝(ふくし)を出して横に広がり群生化しますが ナガバジャノヒゲは横には広がらず株立し群生は作りません ジャノヒゲは別名「竜の髭(リュウノヒゲ)」とも呼ばれます 此処で疑問 「蛇の髭」っていう名前はちょっと変では? だって蛇にはお髭なんてないですよね(竜にはありますが) 実は元の名前は「尉(じょう)の髭」だったと考えられています 尉(じょう)とはお能のお爺さんのことで 尉の能面についている髭に喩えた名前だったようです [ 真珠のような輝きのナガバジャノヒゲの実 ] ナガバジャノヒゲの実を色々見ていると こんな真珠のような輝きをもった実を発見 じつは先程から「実」って言っていたけれど 正確には実ではなくて種子そのもので 実の果皮や果実に当たる部分は早い段階で脱落し 種子が剥き出しになっている状態なんです 種子の皮(種皮)がだんだん色付いてあの青い色になるのです 真珠のような種子はまだ色が濃くなる途中というわけです [ まだ色付いていない種子と色付いた種子 ] このラピスラズリ色の実、いえ種子は 今年は豊作のようです♫ 今日はこんな夕暮れでしたが 夜中には雲の間からお月様が顔を出してくれました 今日のお月様は十四夜の月 [ 十四夜の月 ] お月様をクリックすると大きな画像が開きます
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
梅雨明け前のお散歩で 2023年 2023.07.18 コメント(10)
夏の赤い実 2023.07.03 コメント(8)
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