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「目から鱗が落ちる」とは、本書を読んだ最初の感想です。 そして、まぎれもなく本書は「最強の会計本」でしょう。
私も法律の本を書くとき、いつも迷うのはどこまで省けばいいのかということです。 「法律力入門講座」では大人のために思いっきり省き、「13歳からの法学部入門」では子どものために歯ごたえ十分な内容にしました。 子どもにこそ、歯ごたえのある本で真面目に考えて欲しいと願ったからです。
それにしても、この吉澤先生の本。 会計を仕事で使うことが少ないのに何故か会計学の学習をしてしまっているビジネスパーソンへ向けの本という触れ込みです。 おそらく、吉澤先生はそのつもりで書いてそのつもりで出版されたのでしょう。 しかし、本というものは著者の意図を外れることが往々にしてあります。本書は、いい意味で著者の意図を外れ、それ以上の本に仕上がった好例でしょう。
本書のすごいところは、細かな枝葉を大胆に削ったがため幹がはっきりと見渡せる用になっているということでしょう。 しかも、極めてわかりやすい表現で。
私自身、会計学を学びましたし顧問先企業の経営状況やその他の企業の経営分析のために会計学や財務分析の手法を実務で使ってきました。 ですから、多少なりとも腕に憶えがあるつもりです。
その私が、本書を読んで「これだけ知ってれば実際に使う人でも十分だ。細かなところは頻繁に変更されるのでその都度調べる方がいい」と思いました。 つまり、本書だけしっかり読んでおいて、後は事例ごとに調べればいいのです。
素人の方で25分で読めるのですから、翌日2度目として15分で読み、1週間後に15分で読めば、あなたは既に会計の専門家になっているはずです。
P.S. 知識を定着させたいのなら1ヶ月後にもう一度本書を開いて下さいね。
Last updated
2010.09.01 18:36:32
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