カテゴリ:た・な行(映画・本)
ついにDVDを借りてしまいました。主演の柳楽優弥が史上最年少の14歳という若さで、2004年度カンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いた話題作。「誰も知らない」。ストーリーは以下の通りです。
トラックからアパートに荷物が運び込まれてゆく。引っ越してきたのは母けい子(YOU)と明(柳楽優弥)、京子(北浦愛)、茂(木村飛影)、ゆき(清水萌々子)の4人の子供たち。だが、大家には父親が海外赴任中のため母と長男だけの二人暮らしだと嘘をついている。母子家庭で4人も子供がいると知られれば、またこの家も追い出されかねないからだ。その夜の食卓で母は子供たちに「大きな声で騒がない」「ベランダや外に出ない」という新しい家でのルールを言い聞かせた。 子供たちの父親はみな別々で、学校に通ったこともない。それでも母がデパートで働き、12歳の明が母親代わりに家事をすることで、家族5人は彼らなりに幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、母の姿は消えていて、代わりに20万円の現金と「お母さんはしばらく留守にします。京子、茂、ゆきをよろしくね」と明に宛てたメモが残されていた。 あまり語るとネタバレになるので詳しいことは言うつもりありませんが・・・、スゴイ話です。こんな悲惨な境遇に立たされている子供達・・・、なのに彼らはまだ子供ということもあるかもしれないけど一切悲惨だと思わず、何も疑いもせず、もくもくと生きていってます。無邪気な子供達の姿・・・、何とも言えませんね。映画って感じせずにドキュメントを見てるみたいに自然な仕上がりです。最後は予想もつかない結末に・・・。YOU最高(笑) ジャステストのおススメ作品です。評価はA. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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