ジャックとクーロン

ジャックとクーロン

デスハンター・ドラグーン

大分間があいてしまいましたが、2回目のコラムです。
どうも、じっくり検証してみる系統のコラムは、サボり癖のある人にとっては、全然続かないようで。
多少抑え目で行ってみます。

さて、そんなわけで2回目のコラム。お題は「デスハンター・ドラグーン」です。
え?何故デスハンターかって?
単に好きだから(殴
このまま殴り殺されちゃたまらないので、さっさとやりましょう。
まずは、テキストを。

デスハンター・ドラグーン
種類:クリーチャー/コスト:3/種族:ティラノ・ドレイク/パワー:1000/
効果:■バイオ・T-自分のティラノ・ドレイクが攻撃してバトルが始まった時、このカードを自分の手札から捨ててもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、攻撃している自分のクリーチャーは「スレイヤー」を得る。(「スレイヤー」を得たクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)

テキストはDMvault様より引用させてもらいました。この場でお礼申し上げます。

さて、テキストを見ると、こいつはバイオ・Tでティラノ・ドレイクに「スレイヤー」を付加することができます。
これはどういうことであるかというと、たとえば、
自分の場 ブレイブハート・ドラグーン
相手の場 曙の守護者パラ・オーレシス
この状態でブレイブハートで突撃すると、ブロックされて破壊されてしまいます。
ところが、ブロックされたときにデスハンターのバイオ・Tを発動すると、パラと相打ちにすることができます。
パワーでは明らかに勝っている。つまり、ブロックで普通に討ち取れる。
そう思って相手はブロックしたのに、いきなりスレイヤーになって相打ちにされた。
これは、精神的にも、結構なダメージが与えられます。
これに相手が気づいていたとしたらどうでしょうか。
ブロックせずに攻撃を通し、シールドを1枚ブレイクできます。
次のターンでパラに殴られて討ち取られるのは見えていますが、ティラノ・ドレイクにはスピードアタッカーが多いので、また別のスピードアタッカーを出し、更にもう1枚のシールドを持っていくことができます。
また、シールドを破壊せずとも、そのクリーチャーでパラに攻撃を仕掛け、バトルで討ち取ることもできます。
バトルで勝てなくとも、さっき使い損ねたデスハンターのバイオ・Tを発動することによって、確実に相打ちにすることもできます。
また、此方からバトルを仕掛けたときでもその能力が発動することを利用し、パワー1000のクリーチャーで、相手のドラゴンやフェニックスまでをも討ち取ることが可能になります。
常に手札に隠し持っておくことで、相手にバレることなく、確実にスレイヤーを付加することができるこいつは強いはずです。
1度発動すれば、相手はいつデスハンターを持っているのか、気になり、弱小クリーチャーの攻撃をブロックするかどうか悩みます。
さらに、持っていると踏んで、ハンデスを撃ってくるでしょう。そこを逆手にとり、マッドネスクリーチャーを隠し持っておくのもいい手段です。
バイオ・Tは、呪文のように使えますが、結局はクリーチャーなので、墓地から回収する手段は一番多いです。
デスハンターは、この能力だけで充分強力なのですが、もうひとつ注目する部分があります。
それは、3マナのデメリット無しのティラノ・ドレイクであること。
3マナのティラノ・ドレイクは全部で4種類あり、その中で闇文明はこれとエンドブリンガー・ドラグーンの2枚です。
エンドブリンガーだけでは不安だというときに、役に立つ便利なクリーチャーです。
エンドブリンガーに次ぐ、無条件除去能力を付加させることができる。
闇文明の、2枚目の3マナドレイクであること。
この2つの点があるため、5枚目以降のエンドブリンガー・ドラグーンとして扱うことができるのです。
バイオ・Tの中では、マスターフィンガーと並び最軽量であり、緊急時に召喚するためにも役に立つ便利なクリーチャーです。
時には呪文になり、時にはクリーチャーになる。
そんな変幻自在の能力である、バイオ・T、バイオ・K。
その中でもこいつは使いやすい部類に入り、普通にティラノ・ドレイクのデッキに入れても、序盤から終盤まで大活躍するため腐りづらい。
そんな便利なこのクリーチャー、ぜひ使ってみてはどうでしょうか?


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