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テーマ:特撮について喋ろう♪(4368)
カテゴリ:特撮
1967年「ブラザー劇場」として放送されたのが 国際放映制作の九重佑三子版「コメットさん」で、 アメリカ映画「メリーポピンズ」をヒントとし 横山光輝が原作を務めた作品である。 ベータ星のコメット(九重佑三子)はオテンバで イタズラばかりしていました。 ある日、ベータ星の校長先生がコメットのイタズラを戒める為、 ベータ星から修行と言う名目をも兼ねて地球へ追放しました。 そして日本にロケットで着陸したコメットさんは 河越家のお手伝いさんとして住み込み、 武、浩二の兄弟に取り巻くイタズラや 難事件を魔法のバトンを使って解決するのです。 コメットさんにはベータ星の校長先生は 事あるごとに姿を表してはコメットさんの行動を評価し 頬に大きなバツ印や点数を墨で描いてしまうのです。 この校長はアニメで表現されており 作画担当は宮崎駿のAプロダクションでありました。 またベータ星の使いである犬のキャラ・ベータンは コメットさんを監視するキャラでもありました。 このコメットさんは「メリーポピンズ」を意識した事もあり 挿入歌が良く使用されており、河越家のパパ・順一郎に シャンソン歌手の芦野宏を起用し、歌うドラマの原点ともなり、 ママ役の馬渕晴子はキャリアウーマンという設定も 番組を盛り上げる一因となりました。 そして第2部からは石原家のお手伝いさんとして コメットさんは住み込みを始め、 パパ役に「あげまん」「マルサの女」の監督である 伊丹十三を向かえ、一般サラリーマン的な役を演じ ママ役に名女優・坂本スミ子を登場させ健気で関西弁を使う 元気なママを演じました。 また女の子として子役時代の西崎みどり(現・西崎緑)が レギュラーとして参加しておりました。 コメットさんは中南米で人気で、特にメキシコでは大ブームとなり、 日本人と言えば「Senorita Cometa」 (セニョリータ・コメタ)と思われるほど 九重佑三子はメキシコで一番有名な日本人であります。 その理由として、当時「お手伝いさん」は 暗いイメージしかなかったのに対し 明るく爽やかで上品なお手伝いさんが 衝撃的だったことが挙げられました。 にほんブログ村 71%OFF!ぬいぐるみ コメットさん「だっこラバボー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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