テーマ:映画館で観た映画(8328)
カテゴリ:映画
1月15日(月)新宿ジョイシネマ2にて 06年、フランス・ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞。ディープインパクトがまさかの3着敗退に落胆した競馬ファンは多かったでしょう。そのあと、さらに衝撃的なニュースが飛び込んできました。薬物使用疑惑で、失格したのです。 スポーツ選手のドービングに対しては、年々きびしくなっています。事後検査で薬物が発見されると、その選手は失格の上、最悪の場合は永久追放に......。 金銭が賭けられる競馬は、アスリート以上に厳重な処分が下されます。現在では厳重な管理下でレースが運営され、国内での不正は皆無といってもいいでしょう。 制作=2005年 アメリカ映画 111分。監督=ポール・マクギガン。出演=ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、スタンリー・トゥッチ ほか 発端は20年前の八百長レース。情報を得た男が、ノミ屋(私設馬券屋)に2万ドルを借りて賭けます。八百長は失敗、男が借りたのは、新興マフィアのお金でした。見せしめのために、男の一家とノミ屋、競走馬まで殺されます。 20年後のニューヨーク。対立するふたつのギャング団は、一触即発の状態にありました。ラビ(ベン・キングズレー)の息子が殺されます。怒ったラビは、報復としてボス(モーガン・フリーマン)の息子を狙いました。 不運な男スレヴン(ジョシュ・ハートネット)と殺し屋グッドキャット(ブルース・ウィリス)検屍官リンジー(ルーシー・リュー)市警捜査官プリコウスキー(スタンリー・トゥッチ)などが絡み合い、終局に向かって進みます。 ストーリーは意外に複雑でした。いや娯楽映画にしては、カットバックを多用し、構成が入り組んでいるのです。観客が真相を知るまでに、時間がかかるようになっていました。ある意味、凝ったシナリオ、と言えるでしょう。 最後まで、興味が尽きません。構成の妙、というかシナリオのお手柄です。豪華な配役陣も見どころのひとつ。上質なB級映画です。期待していなかっただけに、意外な拾いもの、といった感じの作品でした。 主役のジョシュ・ハートネット、イーサン・ホーク似の個性的美形。人気がイマイチなのは、いい作品に恵まれないからでしょう。これからに期待します。 ブルース・ウィリスは頭に髪の毛がありました。カツラでしょうか。ルーシー・リューはあのソバカスが消えていましたが、メークで隠したんでしょう。他の脇役陣も健闘していました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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