テーマ:猫のいる生活(135924)
カテゴリ:敦聡
今日も担当敦聡です
2007年11月の末。 良さんが現場で仔猫を見たといって帰ってきた。 「こんな雪の日やったら 明日にはもう生きておられへんかも しれんな~。」 「明日もいたら連れておいで~」 なんて言ってたら次の日車を開けたら よほど寒かったのか車の中にする~っと 入ってきたらしい。 取り合えず ドアを少し開けて 仕事に行った。 昼に車に戻ってもまだいる。膝の上でから揚げなんかをあげたらしい。 写メを送ってきた。可愛い子だ。まだ小さい。 人気の無い駐車場なんかにいたら死んでしまう。 連れてきた。 「俺、まだ仕事あんねん。あと頼むわ」と言って仕事に戻った良さん。 仔猫は食卓テーブルの下で唸ってる。手を差し伸べると「ハーッ!」と怒る。 そ~っと 餌をやると「ウー!」と唸りながら食べてる。 どうしましょ。 噛まれるの覚悟で抱いてみる。 軽い! 毛がモコモコなので分からなかったが 凄くやせてる。 特別な名前をつけてやろう。ジャクリーン・ハーベスト オスだ。愛称はジャック。 マーギーが世話を焼いてくれて猫同士は仲良くなった。 ほかの人にはなつかないけど私には心を開いてくれたようだ。 そんな矢先。 猫汎白血球減少症ウイルスという猫のパルボウイルスが原因の病気。 夜遅く ジャックが吐いた。食欲もあまり無かったので 「明日子猫用のミルクあげてみようか」などと娘と話していた。 次の日の朝から 酷く吐き始め元気もなくなってきたが りょうさんが仕事で車を使っているので ひたすら見守るしかない。 帰ってきてすぐに病院に連れて行った。 普段吐く子じゃないから急性胃炎で脱水症状、低血糖、低血圧を起こしてるのかも・・ と言うことで土曜の夜に入院。 グッタリしていた。 次の朝 病院から電話がありパルボにかかっていることが分かり 慌ててマーギーとレオンの検査をして 異常がなかったのでワクチンを打った。 ジャックは点滴からウィルスに勝つための薬を入れられていたが 相変わらず嘔吐と下痢が続いており 昏睡状態で声をかけても反応がなかった。 次の日の2007年2月12日午前10時3分 眠るように・・・・永眠した。 ジャックへ 初めて来た時は全然なついてくれなくて 怒ってばかりで困ったよ。 マーギーが一生懸命世話をしてくれたね。 おうちは 温かくみんな一緒で寝ていられたよね。 レオン兄ちゃんが好きだったよね? 遊んでも強く噛まれないもんね。 でもマーギー兄ちゃんはいつも捜して毛繕いして心配してくれたね。 美味しい物はいつも一緒。マタタビ大好物だったけど マーギーとレオンに隠れて コッソリ蟹や鶏肉なんかを貰ってたよね。 何でも美味しそうに食べたよね。 遊び好きのイタズラ好きだったけど ジャックだけは怒られなかったね。 君が病気になるなんて信じられないよ。 イタズラしてアローゼン噛んじゃったときもお腹壊しただけだったのに。 一番元気でやんちゃだったのに。 最近やっと ママだけにはすり寄ってきてくれるようになって お返事もしてくれるようになって 膝に乗ってくるようになって・・・。 ジャック・・・君の成長した姿を楽しみにしていたんだよ? 11月28日 寒い寒い日にうちに来たね。 うちは温かかったかな?いごごちは良かったかな? 美味しい物沢山食べられたかな? 4~5ヶ月しか生きられなかったジャック・・・ 幸せだったかな? 冷たくなった君は 眠っているようで温めてあげたら生き返りそうだよ。 「パルボは子猫の場合1日で死んじゃう子も多いんです。 ジャック君は3日頑張ってくれました。褒めてあげてください。 供養してあげてください」 君を看取ってくれた先生が言っていたよ。 ジャック。おかえり。よく頑張ったね。 もう きみと会えないなんて信じられない。信じたくないよ。 ジャック。もう一度飛び回って遊んでる君を見たいよ。 ジャック。愛してるからね。忘れないからね・・・・。 今も涙が止まりません。泣きながら書きました。 いつか戻ってきてくれることを信じて・・・。 次はやっと探し出した3男クリスの お話です。 人気ブログランキングへ ↑皆に読んでもらいたい物語が沢山あります。応援してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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