無色透明

今日の屋久島は、曇っている。
昨日からの激しい雨で、山の中腹に見える滝がとても太くなっている。

ここのところ、かなりハートが開いてきている。
ハートを開いてパソコンの前に座る。
なんとなく、ピアノを即興演奏する人の気持ちがわかるような気がする。
これまで、どうしてあのような即興演奏ができるのか、ぜんぜんわからなかった。
でも、ハートが開くと、なんとなくわかる気がする。

ただ無心に座る。
そうすると何かが感じられる。
ピアノであれば、演奏したい何かが。
パソコンであれば、書きたい何かが。
そして、ハートが熱くなって、自然にスタートする。

ハートが開くことによって、共振・共鳴するようだ。
その場のエネルギーと。
その時のエネルギーと。
そこからすべてが始まる。
思考であれこれ考える必要はない。

今日は何を書こう？
何も考えないでパソコンの前に座る。
まずメールをチェックし、ＨＰの掲示板をチェックし、最後に日記のコメントやＢＢＳをチェックする。
そうこうしているうちに、書くことが決まってくる。
チェックしたものの感想のこともあれば、前の晩に瞑想して感じたこともある。
あるいは、何か印象に残った出来事の場合もある。
いずれにしても、最近は事前に何を書こうと決めないでパソコンの前に座ることが増えてきた。

すべてのチェックが終わった段階で、自然に書くことが決まる。
別にチャネリングではないので、上からメッセージが降りてくることはない。
あくまで自分で決める必要がある。
でも、その決め方がより自然になった感じ。
より流れをキャッチできるようになった感じ。

以前は、かなり準備していた。
前の晩に瞑想して、何を書くか決めていた。
あるいは、何も書くものがないなぁーと悩んだりもした。
でも、最近はあまり悩まない。
できるだけ軽く書くのがいいと気づいてから、とても楽になった。

交響曲のように全体の構想を練って書き始めるよりも、ソナタのように軽く、さわやかに書いた方がいいようだ。
何がいいのか？
リズム。
流れがいいのだ。
たぶん、読む方も読んで軽くなるだろう。
交響曲はインパクトはあるが、今の時代には少し重い気がする。

軽やかな時代だ。
更に軽やかになろうとしている。
思考であれこれ考えて書く時代ではない。
さわやかに流す時代なのだ。
と言っても、その後で思考でしっかりチェックする必要はある。
そうでないと自分勝手な文章になってしまう、
思い込みの世界にはまって、自分にしかわからない文章になってしまうのだ。
読んだ人がわかる文章にするためには、客観的な思考力が必要だ。

詩であれば、感性が共鳴する人がわかればいいかもしれない。
でも、文章の場合は、もう少し範囲が広い。
まあ、詩でも文章でも、結局はわかる人しかわからないのだが、それでも、できるだけ間口を広くしておきたい。
極力わかりやすい文章で、読めば一応は誰でもわかるような文章にしたい。
自己陶酔のために書いているわけではないので、理解できない文章では意味がないのだ。

できるだけわかりやすく、そして、可能な限り美しく・・・
そういう文章がいい。
美しいのがいい。
美しい文章は、それだけですばらしい。
詩のような文章がいい。
自然にそうなるといい。

ハートが開くと、いろんなものとの共振・共鳴が起こる。
感動する機会が増える。
そして、その感動が広がる。
ハートが開いていることによって、感動が更に共振し、共鳴するのだ。
別の言葉で言うと、シンクロということになる。
共時性。

ハートからハートへ。
ハートが開いている人からハートが開いている人へエネルギーが流れる。
その時に、シンクロ＝共時性が起きる。
同時に複数の人が同じことを感受するのだ。
宇宙から何か重要なメッセージやエネルギーが降りてきたりする時にも同じようなことが起きる。
最近は、このシンクロが増えている。
かなり、みんながつながり始めている。
表面意識よりも深いところで、みんながつながり始めているのだ。
そのつながりのエネルギーが、ある一定レベルになると、世の中が変わるだろう。
潜在意識にあったものが現象化してくるのだ。

これからの時代は、クリアーな意識の時代であると共に、ハートの時代でもある。
ハートを開いて、心あたたかく生きるのだ。
みんなとつながりながら、やさしく生きる時代だ。
これまでのような、思考で決めて、それに自分を合わせる時代ではない。
観念や信念で自他を縛り、身動きが取れないようにする時代は終った。
無理をして自分を鞭打つような時代ではないのだ。
ゆったりと、自分の内面から湧き出すものを大切にして生きる時代だ。

これまでは、何かに追いかけられるようにして一生を終わる、そんな時代だった。
自分をゆっくり見つめる時間はなかった。
ただ猛烈に働いた。
生きるために、生活のために、家族のために・・・
それはそれですばらしい。
でも、その結果、物質の虜になってしまった。
物は豊かになったけれども、心は貧しくなった。

それが極限までいって、これから逆転する。
既に心を大切にする流れは一般社会でも主流になりつつある。
それが更に加速するだろう。
自分自身を大切にし、周りを大切にする。
義理や見栄ではなくて、自然に無理のない形でそうなるのだ。

まず自分自身から、すべてが始まる。
自分自身にやさしくできなければ、周りの人にやさしくすることはできない。
これまでは自分にきびしく、周りにやさしくが美徳だった。
それはたぶんに宗教的であり、道徳的だった。
それにはかなり無理があった。
義務感を伴うやさしさだった。
自然なやさしさではなかった。

それをもう一度原点に戻って、自分自身からやり直すのだ。
自分自身の心の声をよーく聞いて、本当の自分を大切にする。
外側に向いていた意識を内側に向けて、自分自身を見つめる。
本当の自分の気持ちを大事にして、そこからスタートする。
もう一度自分の原点に立ち返るのだ。
そこからすべてを再び始める。

自分自身に正直に生き始めたら、徐々にハートが開いてくる。
ハートが開けば、他の人との交流が起きる。
表面的な交流ではなくて、もっと深い交流。
言葉のいらない交流。
それは深い信頼関係となる。
自分自身の原点から始めれば、そのように流れていく。

ハートの交流が次の時代の主流になる。
その時、一人が発する波動は全体に伝わる。
共振・共鳴が起きる。
個であり全体であるという時代の幕が開く。

ハートを開いて、無心で座る。
必要なものは流れてくる。
必要なものはキャッチできる。
ハートを通して、いろんなエネルギーが流れてくる。
ハートを通して、いろんなエネルギーが感じられる。
それをよーく感じて、行動すればいい。
そうすれば、必要な行為が自然に起きる。
同時に共時性も起きる。
みんなが自然に為すべきことを為す。
誰かが命令するのではなく、誰かが指令するのでもなく、自然にシンクロが起きるのだ。
それが宇宙の流れだから。
それが自然の流れだから。

何も心配はいらない。
ゆっくり自分自身と一緒にいて、自分自身を開くといい。
無理をしないで、自(おのず)から開くまで、あたたかく見守ってあげるといい。
花が開くのを見守るように、自分のハートが開くのを見守ろう。
春のやわらかな日ざしに花が自然に開くように、やさしく、やさしく自分自身を見守っていよう。
そうすれば、やがて開くだろう。
ハートが開くまでは、親鳥が卵をあたためるように、あたたかく、やさしく抱きしめていよう。
急がなくてもいいよ。
ゆっくりでいいんだから。
自分自身を信頼して、あたたかく見守ろう。

一人から始まったものが、次々とリンクされていく。
ブログ日記のように、次々とつながっていく。
ハートの広がりを、つながりの広がりを、ネットは象徴している。
ネットを通して、更に広がっていく。
しかも、急速に。
時代は更にスピードアップしている。
これから、どんどん加速度がつく。
開き始めたら早い。
つながり始めたら早い。
何も心配はいらない。
ただ自分と一緒にいればいい。
自分を見失わないように。
しっかり自分と一緒にいる。
そうすれば間違いはないだろう。

天　宇宙とつながり
地　しっかりとグランディングし
人　ハートを開いて人とつながる

天地人が調和した時、すべてが成るだろう。
この世の調和が実現するだろう。

ゆっくりと、焦らないで、自分自身と一緒にいよう。
しっかりグランディングして、生きていこう。
宇宙からのエネルギーだけでは、舞い上がってしまう。
地に足を着けて、現実の中で一歩一歩着実に歩いていこう。
無理しなくてもいい。
自分にきびしくしなくてもいい。
自分と一緒にいて、自分の気持ちを大切にして、そして、共に生きていこう。

時代は、共に生きる時代になってきている。

これが１７０日目の心境です。


☆　今日は短いかなぁーと思ったのですが、やはり長くなってしまいました。
　　 読む方は大変だと思いますが、今日も読んでいただいて、ありがとうございました。