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カテゴリ:スピリチュアル
ここのところ、屋久島は不安定な天気が続いている。
雷が鳴り、雨が降り、陽射しが照る。 天気予報はまったく当てにならない。 不思議な感じになっている。 今日の屋久島ナチュラルヒーリングのトップの写真は花だった。 名前がわからないので、手元にある花の本で探した。 5~6冊探したが、結局、見つからなかった。 こういうことも、たまにある。 花の本を見ながら、なんと沢山の花があることだろうと改めて驚く。 もしかして、この世は天国? 何百、何千という花がある。 地球全体では万を超えるだろう。 こんなに沢山の種類の花があるところが他にあるのだろうか。 少なくとも太陽系にはありそうにない。 銀河系を探せばあるのかもしれない。 宇宙全体では、沢山あるのかもしれない。 でも、私達が住む地球には、これだけの花がある。 たぶん人類の数よりも花の方が多いだろう。 一人に一本ずつプレゼントしても、有り余るほどの花がある。 なんとすばらしいことだろうか。 しかも、野に咲く花たちは、タダ。 無料でいくらでも見れる。 映画館みたいに料金はいらない。 自然の大劇場は年中無休。 年中無料。 花だけではない。 鳥たちも沢山の種類がいる。 虫もいろんな音色で鳴いている。 それにルチルを始めとする水晶や鉱物たち。 これも実に多種多様。 それだけではない。 海に行けば、沢山の熱帯魚。 貝も色とりどりのものがある。 まだある。 そう、朝陽や夕陽の美しさ。 雲の多様性。 そよ風の心地よさ。 それに、それに・・・ 夜空の星々。 もう数え上げたらキリがない。 それほどすばらしいものに取り囲まれている。 これが天国でなくて何だろう。 ただ、そのすばらしさに気づけるかどうか。 気づかなければ、天国に住んでいても無味乾燥な砂漠と変わらない。 花も、観察すればするほど、そのすばらしさがわかる。 ルチルも、見つめれば見つめるほど、その精妙さが感じられる。 深く見ていけばいくほど、美しさは限りなく深まっていく。 自然の妙。 自然のすばらしさ。 ここは天国? どこに苦しみがあるのだろう? 苦しみはどこにも見当たらない。 少なくとも自然界の中には苦しみはない。 もちろん、自然の中にも痛みはある。 動植物も痛みを感じている。 しかし、それは苦しみではない。 苦しみと痛みはどこが違うのだろうか。 痛みは肉体的な五感で感じるもの。 それは快感と同じように事実として存在する。 甘い、渋い、にがいなどの味覚と同じもの。 肉体的な本能として存在する。 しかし、それは苦しみではない。 甘いものを食べて苦しむ人はいない。 それと同じこと。 痛いのを嫌がったりすると、苦しみとなる。 痛いだけでは、苦しみではない。 いやだ、いやだと思ったり、また痛みが来たらどうしようと思ったりすると、苦しみとなる。 肉体の感覚に思考が加わると、苦しみが生じる。 もちろん、もっと快感を味わいたいとか、もう一度あの感覚を楽しみたいとか思えば、そこから欲望が生まれ、羨望や失望などの感情も生まれてくる。 思いの世界を介入させれば、この世は即座に地獄となる。 花は美しい。 鳥の声も、虫の音もすばらしい。 水晶はきれいだし、熱帯魚はカラフル。 ここはまるで竜宮城? と思えるほど美しさに充ち満ちている。 しかし、天国に住んでいると思っている人はほとんどいない。 地獄? とまではいかなくても、苦界と思っている人は多い。 思いの世界に生きれば、苦界となる。 快を求め、苦を避けようとすれば、悲喜交々(こもごも)の世界が展開してくる。 希望と失望。 欲望と落胆。 喜びと悲しみ。 喜怒哀楽の人間世界となる。 思いのない純粋な意識で自然を見つめれば、この世は天国に近い。 すばらしいものに充ち満ちている。 もちろん、自然は荒れる時もある。 稲妻が光り、大雨も降る。 台風が来て、巨木を薙ぎ倒す。 地震もある。 自然は穏やかとは限らない。 しかし、それでも自然は美しい。 限りなく美しい。 朝陽や夕陽を見るだけでも美しい。 花を見ているだけでも、この上なく美しい。 この世は、思いなしに眺めていれば、即、天国となる。 それほど美しいものに取り囲まれている。 思いだけが地獄をつくりだす。 思いの世界の他に地獄はない。 どこにも地獄はない。 ただ思いの世界にのめり込み、自分を見失う時、人は地獄を見る。 純粋な感性をなくした時、人は地獄の住人となる。 天国は、目の前にある。 地獄は、心の中にある。 心の中以外に地獄はない。 思いの世界にのみ苦しみは存在する。 苦しみから離れるのは簡単なこと。 思いなしに周りを眺めればいい。 そうすれば、周りは限りない美しさに充ち満ちている。 『目に映る 自然はそのまま パラダイス 心の中に 地獄はあるだけ』 『欲望の 業火に焼かれ 天国に 住んでいながら 地獄の住人』 『目の前の 幾千万の 花や鳥 見ているだけで 幸せになる』 『あれこれと 思い煩い 天国を 地獄に変えて 一喜一憂』 『移りゆく 景色眺めて 楽しめば この世はそのまま 天国となる』 『移りゆく 自然のままに 折々の 鳥・花・蝶を 眺め楽しむ』 これが613日目の心境です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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