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無色透明

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2006.11.20
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カテゴリ:スピリチュアル
連日の雨で、自宅から見える落(おとす)の滝が大きくなった。
最近は細って見えないことが多かったが、豪雨によって再生した。
山の方は、かなりの水量があったようだ。
細っていた近所の湧水も、半分ほど回復したらしい。

昨日の住民投票は、予想外の結果だった。
来年の3月末に予定されていた上屋久町と屋久町との合併は、10月1日に延期になった。
合併反対派は無期限延期を狙っているらしい。
いつになったら新しい屋久島町は実現するのだろうか。

これまで何度投票したことだろう。
合併の可否を問う住民投票。
その時は、両町とも賛成多数だった。
にもかかわらず、上屋久町議会が合併議案を三度否決。

反対派町会議員のリコールのための住民投票。
賛成多数でリコール成立。
新しい議員は無投票当選。
ところが、今度は町会議員全員のリコール請求。

住民投票の結果、議会は解散。
新しい町会議員を選ぶための選挙。
その結果、合併賛成派議員が多数を占めたはずだった。
ところが、またまた合併延期になってしまった。

理由は、屋久町の財政状態が上屋久町より悪いというもの。
しかし、実際は「五十歩百歩」。
「目糞鼻糞を笑う」程度の差。
それを殊更(ことさら)に言い立てるのは、合併すると困る人たちだろうか。

なんとも呆れ果てて、何も言う気さえ起きない。
私利私欲。
コップの中の嵐。
屋久島よりも自分の利益。

これでは屋久島の将来も危ぶまれる。
旧住民の古い意識には、ほとほと呆れ果てる。
ほとんどネアンデルタール人。
ネイティブ・ヤクシマンにも困ったものだ。

もっとも、みんながそういう訳ではない。
屋久島の将来を真剣に考えている人もいる。
屋久町民は、圧倒的多数で合併に賛成した。
上屋久町の一部の人が自己の利害に汲々としているだけ。

新住民がもっと増えれば、屋久島は一つという意識が一般化するだろう。
島は一つなのだから。
行政が二つに分かれている必然性はまったくない。
島の外から入ってきた人にとっては当たり前のことが、島に長年住んでいる人にとってはそうではない。

古くからの町民意識。
島民意識よりも町民意識の方が優っているということだろうか。
全体のことよりも自分のことを優先する。
長期的な展望よりも目先の利益に左右される。

いずれにしても情けない現実。
たぶん、それは屋久島に限ったことではないだろう。
日本全国で見られるに違いない。
いや、世界中と言い換えてもいいかもしれない。

人は近視眼的な目先の利害で動いている。
肉体ベースの表面意識で生きている。
深い意識では生きていない。
自分最優先で生きている。

それも否定はしない。
しかし、それは結局、自分の利益にはならない。
大局的に見れば、自分の利益に反することをしていることになる。
目先だけに焦点を合わせれば、全体がわからなくなる。

全体とは、過去と未来も含まれた今。
今だけが孤立して存在することはない。
過去があり、未来があり、今がある。
そのトータルが今。

自分だけが孤立して存在することもない。
自分もいて、周りの人もいて、すべてが存在する。
それらは同時に存在する。
全体でワンパック。

けっして自分だけ、今だけがある訳ではない。
すべてはひとつ。
ひとつのものが存在するだけ。
それが全体。

肉体は個別化し、分離している。
その肉体をベースに生きる時、自我の生となる。
しかし、孤立した肉体というものはない。
肉体でさえ、見えないところで繋がっている。

一人がアクビをすれば、連鎖反応が起きる。
生命力が弱った人には、生命力の強い人から自然にエネルギーが流れる。
体は体なりに繋がっている。
まして精神は・・・

肉体をベースにした自我だけが、孤立している。
感情でさえ、連鎖反応が起きる。
愛のエネルギーが満ちる時、人は共感し共鳴する。
自我だけが孤独の生を生きる。

自我の生は寂しい。
一人の生。
故に、群れようとする。
群集心理に動かされる。

全体が見えず、目先のことで扇動される。
思い込み、信じ込み、自己の安全を確保しようとする。
孤独であるが故に、何かにすがろうとする。
すがる対象は、孤独な自我が選んだ思い込みの安心。

自我の孤独の中に生きている限り、何をしても安心立命はない。
孤独な自我から脱皮しない限り、安心立命はあり得ない。
なぜなら、自我とは孤独であり、孤独とは不安であり、恐れだから。
全体と繋がらない限り、この孤独地獄からは抜けられない。

自我とは、全体から分離した生存のあり方。
全体から分離すれば、必然的に孤独となり、不安となり、恐れが生じる。
それ故に、安定を求め、すがる対象を求める。
それは恋人であり、会社であり、信念であり、宗教となる。

孤独であるが故に、何かにすがろうとする。
しかし、いくら何かにすがっても、孤独地獄から抜けることはできない。
それは一時の慰め。
ひとときの気休め。

根本的に孤独地獄から抜けるには、自我の生から脱皮するしかない。
全体と共に生きるしかない。
それが唯一の孤独から自由になる方法。
全体に溶け入るしか、孤独から脱する道はない。

ゆっくりと全体と共に生きる。
過去・現在・未来、そのすべて。
自分、周りの人、そのすべて。
時間も空間も、そのすべてと共に生きるしかない。


『恋人や すがれるものを 求めても 一時しのぎの かりそめのもの』

『現世(うつしよ)の ありとあらゆる 問題は すべて孤独な 自我の抗(あらが)い』

『寂しさや 不安や恐れ 超えるには 自我の生から 抜けるしかない』

『寂しさを 紛らわすため 何くれと 探し求めて 更に苦しむ』

『ただ独り 自分と居れば 極限の 孤独は消えて 全体となる』


これが688日目の心境です。







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Last updated  2006.11.21 20:36:58
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Comments

難しいね?@ 人はなぜ生まれてくるのですか その答えを探すためでわ?
emi☆@ タイムリー 先週、ちょっとしたことがありました。 …
風の彷徨者@ Re:そうだったのですか ぴあのさま そういう事情だったのですね…
ぴあの@サファイア@ Re:あれれ??2(06/13) 風の彷徨者さん >今見たら元に戻ってい…
風の彷徨者@ あれれ??2 今見たら元に戻っていました。 こちらのP…
風の彷徨者@ あれれ?? 日記の感じが(テンプレート?)が変わり…
風の彷徨者@ Re:2718日目 - 神聖ゴールデン貫入 石屋…いやいや(笑)水晶屋の 魂仕組みは奥…
ポプラ@ ヒマラヤグリーンDTマスター 私もこの水晶を毎日のように眺めてはぞく…
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