無色透明

昨日は、さわやかな晴れ。
今日も晴れてはいるが、風が強い。
今年は例年に増して天候不順。
体調の維持がたいへん。

時代が進むに連れて、共時性が増している。
個であり全体であるという感覚が、自然に浸透している。
個として単独で存在している限り、シンクロは起きない。
全体性が深まるに連れて、共時性も増していく。

どこかでつながっているからこそ、共時性というものが存在する。
断絶していれば、共時性が存在することはない。
意識のどこかで、人はつながっている。
魂レベルでは、遙かに多くの人とつながっている。

次元が上がるにつれて、意識共同体として存在している。
単独に存在しているように見えるのは、物質次元だけ。
肉体が独立しているので、意識も独立しているという思い込み。
実際は、肉体同士でさえゆるやかにつながっている。

個別化の極限が物質次元。
個別性を最大限発揮するところ。
自分というものを思いきり体験するところ。
しかし、行き過ぎれば弊害が生じる。

個であり全体であることが、調和のためには不可欠。
個だけでは、調和は難しい。
全体だけでは、元の木阿弥。
ひとつの世界に戻ってしまう。

個であり全体であるというのが、この現象世界の醍醐味。
個だけでは不調和。
全体だけでは何の創造もない。
個であり全体である時に、初めて調和の取れた創造がある。

それは、色と空の調和。
個と全体の調和。
自分と周りの調和。
肉体と精神の調和。

男性と女性。
表面意識と潜在意識。
子供と大人。
ありとあらゆる調和。

そういうバランスを取りながら、創造していく。
調和の中で創造していく。
それがこれからの人類の課題となる。
自分さえよければいいという時代は、もう終わった。

競争原理による予定調和は、既に過去の幻となり果てている。
調和をもたらすものは、全体性の理解。
個であると同時に全体であるという自覚。
それのみが真の調和をもたらす。

全体性の意識が自分の中で深まれば、時代との共時性が更に増していく。
時代のエネルギーを潜在意識で受け止め、それが自然に行動に表れるようになる。
同じような体験を周りの人もしていることに気づく。
人類全体として意識は深化している。

表面の現象に振り回されないで、自分自身といることだろうか。
常に自分の深い意識を意識していることだろうか。
自分の中から出て来るものを大切にすることだろうか。
本当は何をしたいのか、常に自分自身に問いかけることだろうか。

時代は進み、意識も変わってきている。
インターネットによって瞬時に世界中に情報が流れる時代。
更に速いスピードで意識はつながっている。
そのつながりは、これから強くなる一方。

個であり全体であるという意識が一般化するには、まだまだ時間がかかる。
でも、その方向に流れていることは間違いない。
これから更に共時性は増していく。
全体性が意識の中で浮上する時を迎えている。


『つながって いるから起きる 共時性 自分一人で 生きてはいない』

『天も地も 山川草木(さんせんそうもく) 人もまた すべてのものが リンクしている』

『つながって ひとつのものが 様々な 姿形で 現れている』


これが日記を書き始めて８３９日目の心境です。