ジョアン・フルークの『シュガークッキーが凍えている』
よりレディ・ハーモワン(=ハンナ)のチョコレート・サン
シャイン・ケーキを作ってみる事にしました。
ヒロインハンナのオリジナルレシピなんですけど、母親
ドロレスが、意中の憎からず思ってる自称イギリス貴族に
良く思われたいから我が家に代々伝わるレシピとして
頂戴と言われ、ハンナは(;゚Д゚)エエー状態になっています。
アメリカ建国からの家柄としてもせいぜい300年もいか
ないでしょうに500年だの600年だの続いているのが当た
り前~な家柄がごろごろとあるヨーロッパの環境と張り合
っても意味ないでしょうにね。
今回はレシピの量の1/2にして端数を調整しました。
後、塩は有塩バターを使う為に省略、ベーキングパウダー
は粉と一緒に加えます。それからグラニュー糖を三温糖に
変えて量を減らします(量をこくでカバーするため)。
シュガークッキーが凍えている
今回一寸特殊な材料が濃縮オレンジジュース
です~。売ってるようですが、一リットル単位なの
でそんなにいりません。それで思い出したのが
料理研究家の若山曜子さんの著書です~。
チーズケーキの本のレシピの中でオレンジジュー
スを煮詰めて下さいな指示がありました。
【送料無料選択可!】チーズケーキBOOK しっとりなめらか (マイライフシリーズ特集版) (単行本・ムック) / 若山曜子
取りあえず、煮詰めてみることにしました。
220ccを半分ぐらいのつもりです。
約20分ぐらいかかりましたが、何とか
煮詰まりました。
コストコで買ったアメリカ製のバターです。
これでオリジナルに近づくかな~。
アメリカのレシピってやっぱりカップメイン
なんだ~と感じさせる表示です。約450gを
4等分にしてるので使いやすいかも。
無糖チョコレートは手に入らないし苦そうなので、
カカオ分86%チョコにします。
まだジュースが温かい内にチョコレート
にぶっかけておきます。溶けるかな~。
レンジで完全に溶かします。
バター56グラムと三温糖120グラム
を柔らかく練って、オレンジエッセンス
茶さじ1/2を加えます。バターが少ない
のでジャリジャリする~。
卵1個をほぐして少しずつ加えます。これで漸く普通かも。
小麦粉120グラムとベーキングパウダー小さじ1をふるい
合わせてまず半分加えます。
牛乳60ccを加えます。何回かに分けて
混ぜた方がやりやすいかも。
残りの粉を混ぜ終わると意外とボリュームがあり
ます~。
先程合わせて溶かしたオレンジジュース
120ccとチョコ56グラムを少しずつ入れて
混ぜます。チョコレート液が意外とシャブ
シャブです~。
混ぜ終わると少し固めになります。
味見してみると何か微妙に苦いし酸っぱい
様な気が・・・・orz。大丈夫なのか~。
ピーカンナッツ80グラムぐらいを刻んで
混ぜます。飛び散らないように気をつけ
ましょう。
再現クッキング仲間のhirorinさん
が先に作ってらっしゃるのですが、型
抜きがかなり大変という事なのでシリコン
の焼きドーナツ型に分けて入れようかと
考えてたのが意外と生地の量が多い
ので、急遽紙製のシフォン型に変更です。
型抜きで壊れるのなら型の方をぶっ壊せ
ばいいじゃんと考えてです。
170度で45分焼きます。
焼けました。確かにかなり柔らかいです。
25分このまま放置です。
何とか外せましたが、ボロンと上の方が
剥がれて焦りました~。
チョコをかけるのですが、甘そうなのと気力が
尽きたので粉砂糖を振る程度にしておきました。
食べてみると、ダンナはチェリーっぽい奴が
何か入ってる?とお尋ねです。いえ、それは
オレンジです(-_-;)。甘さはこんなもんで充分
でした。チョコもオレンジ風味も喧嘩せず、まず
まずな仕上がりなのですが、ぽろぽろ崩れまくり
ますorz。スプーンで食べた方がいいケーキです。
決してぱさぱさな訳でも無くしっとりはしてるんで
すけどね。
やっぱり、ベーキングパウダーやや多めで卵
少なめのレシピだからかも知れません。牛乳
やめて卵一個増やした方が良くね?と個人的
には考えてしまいます。