お菓子探偵ハンナ・シリーズの
チョコチップクッキーが見ていた
からオールド・ファッションド・シュ
ガー・クッキーを作ってみました。
シリーズの内容はこちらを見て
下さい。
チョコチップ・クッキーは見ていた
毎年恒例のパーティーに出席した
ヒロインハンナ、そこに出されていた
クッキーを試食、そのイマイチさに顔
をしかめていた所をケイタラー(仕出し
屋さん)に見とがめられ、もっと美味しい
クッキーをサンプルに送りますよ~と
作ったのがこのクッキーです。もしこの
ケイタラーがクッキングママシリーズの
ゴルディだったら一寸面白かったかも
と思ったりしましたよ(^^)。
途中までですが、ハンナシリーズの
レシピをまとめた本があるのですね。
一応、一寸した話も載ってます。パーティー
をやっててレイクエデンの一寸したエピソードが
細々語られるのですが、面白いのは泥酔状態
の町の人が死んでると勘違いされて病院の
霊柩室へ→目が覚めてしみじみしてるその人
の知り合いの後ろから声をかける(その後は
説明されてませんが、多分阿鼻叫喚だった
のではないかと思います)のとヒロインハンナの
妹アンドリアがレモンメレンゲパイを作るのです
が、メレンゲを作る時に卵の殻まで入れてしまい、
母親のドロレスに『メレンゲにナッツを入れたのね』
と感心される辺りですね。
こちらが作者のご尊顔です~。お菓子
はパーティークッキーとチェリーチーズケーキ
とレモンメレンゲパイと思われます。
こちらが原書のレシピの一部、バニラエクストラと
重曹、そしてクリーム・オブ・ターターとなっています。
こちらが日本語訳、クリーム・オブ・タータがベーキング
パウダーになってるではあ~りませんか!( ゜。゜)。違ってる
よこれ~。後いつもバニラエッセンスが多いなと思ってたら
バニラエクストラだったんですね、正しくは。
そして温度、これは華氏ですので計算したら160度です。
こちらは日本語訳。140度ですがな。なんでこんなに訳
を間違ってるんすか(--;) 。
という訳で、原書の方になるべく近くなるように
作る事にしました。今回のレシピは1/4で作成、砂糖は
一部減らします。バニラエッセンスの代わりにバニラビー
ンズ、レモンゼストの代わりにレモンオイルを使います。
有塩バターを使うので塩は省略しています。
バター112.5グラムを溶かします。粉砂糖60グラム
を入れて混ぜます(本当は更に砂糖30グラムを入れる
のですが省略します)。バニラビーンズ、レモンオイルを
加えます。荒熱が取れたら卵1/2個を入れて混ぜます。
小麦粉130グラムと重曹茶さじ1/2と
クリームオブタータ茶さじ1/2を篩い合わ
せて混ぜます。
一時間以上生地を冷やして直径2センチぐらい
に丸めます。くっつきやすいので摘みながら角を
そっと潰すようにして丸くしていく方がいいです。
砂糖をまぶします。器を持って動かすと
楽ですね。あまり勢いよくやると、飛び出し
そうになるので注意しましょう。一度やり
かけましたorz。
シートを敷いた天板に並べて平たく
潰します。へらより手の方がやりやすい
です。
160度で15分焼きます。結構横に広がる
のでくっつかないように注意しましょう。
焼けたらそのまま2分冷ましてから金網
などに移して完全に冷まします。かなり最初
は柔らかいので確かに少し置いておいた方
が取りやすいです。
ものすごくサクサクです~。ケーキ屋さん
のクッキーにもの凄く似ています。これぐらい
の割合でバター入ってるんだ~、高い筈だわ
といらん納得をしてしまいました。原書ではカリッ
としてバターと砂糖の風味がとてもたまらんクッ
キー的なニュアンスの一文が追加されてますが、
まさにその通りですね。バターとバニラビーンズと
レモンの風味が良いですが、とても一寸濃厚なの
で2枚以上は一度に食べられないです。
これで漸くチョコチップクッキーが見ていた
の全レシピを制覇したみたいです。まだまだ
他の奴もありますけどね。
再現クッキングまとめは
こちらです。