北朝鮮の核実験再開問題

2006.10.07

テーマ：株式投資日記(19314)

核実験再開を宣言した背景から、今月の１０日頃までに核実験が行われる可能性が高くなったようです

。
アメリカも今回は避けられないと言っているようですし、早ければ週末にでもあるのではないかという事です。
六カ国協議の場に復帰させられなかった事が今回の過激な行動になったのではないかと思う。
北朝鮮が核開発に成功するとテポドンの価値は更に高まるでしょうし、何処かのテロ組織が手に入れる事も考えられます。

韓国と北朝鮮の非武装地帯である江原道華川付近で北朝鮮軍５人が韓国側へ越境侵入したようで、韓国軍の発砲で１時間後に撤退しました。
これは緊張を高めようという意図です。
核を持てば彼らの挑発はこんなものではなくなるのかもしれません

。

国連安保理の議長国としての日本、そして地理的にも近くミサイルの威嚇対象にされている日本として更に厳しい制裁を取るのでしょうが、他には何も手が無いのだろうか？
国連安保理では各国の調整をする時間が足りなかった事と実験再開までに議長国日本として議長声明を採択する必要があったので拘束力に欠けるものでした。
アメリカの議長声明支持は分かりますが、普段は日本に反対したがる韓国も議長声明支持したようです。

石油権益のあったイラクやテロの報復目的だったアフガニスタンと違い、北朝鮮にアメリカが大規模な軍事介入をする可能性は低いだろうし、あるとすれば日韓で高額の戦費を負担し続けなければならないかもしれません。
日本の周辺で起こっている事ですから、日本か国民の安全の為にも先進国として相応しい行動を取ってもらいたいと思います。
北朝鮮は日本・中国・ロシアという大国に挟まれた地理的メリットを最大限に活用してきましたが、新安部総理にはしっかりしたリーダーシップをとってもらいたいたです