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NEC<6701>は、ICカード、ICタグなどに使われる主要な3つの無線周波数帯すべてに対応する読み取り機を世界で初めて開発。2009年4月にも発売する予定。
ICカードやICタグの無線に使用されるのは、13.56MHz、2.45GHz、UHFの3種類の周波数帯。 13.56MHzは、ソニー製のフェリカなどの電子マネーなど短距離通信に、2.45GHzは、日立製作所製の微細ICチップ ミューチップ、5m以上の通信が可能なUHFは貨物管理などに使われている。 これらの周波数帯が、互いに干渉しないようアンテナを設計、異なるICカード、ICタグを連携させるサービスなどが可能になると期待されている。 ICカードは、半導体メモリを組み込む事で、これまでの磁気ストライプカードに比べ、数十倍~数千倍の情報量。 一方、ICタグは、商品に貼りつくバーコードに代わるものとして注目され、バーコードが十数桁の情報を保存するが、ICタグはメモリ容量により違いはあるものの数千桁以上、しかも、その情報は読み書きできる。 ICカード、ICタグは、今後広く普及すると目される分野。タイプにより使用する周波数帯が違うため、それぞれに対応する読み取り機が必要だったが、まとめて一つで読み取れることで、さらに複雑に、情報のやり取りができ、応用範囲が広がると見られている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月17日 05時27分47秒
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