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カテゴリ:株日記
グローバルダイニングのIRで確認しました。
ゼストキャンティーナ広尾店が閉店するらしいです。 どの程度の損失になるのでしょうか。 年商6000万円、つまり月商は500万円程度の店だったということですが、 いったいどの程度の規模なのかを調べてみました。 席数は35席。 営業時間は11:30~26:00。 オープンは2009年10月26日らしい。 開店から1年半。 内装の写真を見ると、なかなか手が込んでいます。 赤字店舗ということは、内装費用は全然回収できていませんね。 飲食店の一般的な原価率35%として、 高級レストランなので45%まで原価率を上げます。(適当です) 月商500万円のうち粗利が275万円。 人件費を50万円で5人=250万円(適当で高めに設定) とすれば、確かに損益分岐点スレスレです。 これに廃棄ロスや地代家賃が加われば、赤字かもしれません。 実際には飲食店の内情は見るまで分らないですが、 この予想が当たっているか非常に気なります…。 そういえば、インターネットで見ましたが、 グローバルダイニングは原価に人件費を含めているらしいですね。 道理で決算書売上総利益だと、 原価率が85%を超えていて変だなと思いました。笑 でも決算書を見るとやはり販管費の中に、給料の項目があります。 正社員とアルバイトで分けている、ということでしょうか。 その他気になったこと 役員借入金が4億円になっている。 これは返却期限3年以内のため、 1年以内返済予定の長期借入金が減少している。 最終的に返済免除まで考えれば、決算書の内容は改善している。 問題は流動資産と流動負債。 売掛金が386,262千円 在庫が 206,403千円 合計 592,665千円 に対して、 買掛金 510,001千円 これだけ考えると 毎月の資金繰りには、 82,664千円の余裕がある。 しかしここに 短期借入金470,000千円と 返済期限の近い長期借入金775,219千円が重くのしかかる。 対して、現金は589,829千円のみ。 それに、従業員の給料も払わなくてはいけない。 この財務内容は、自転車操業に近い気がしますがどうでしょう。 図書館に、自転車操業について書かれた本があったので 今度チェックしてみようと思います。 資産についても、建物の減価償却と減損損失で 毎年4億くらい持っていかれてますね。 関係会社株式18億の評価額が 変わらないところも気になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月11日 21時49分44秒
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