佐渡島三郎の株式日記

2011年9月14日(水)

さっき大和の野間口ストラテジストの話を聞いてきました。講演会です。


田舎だから参加人数は10人かなと思っていたら、なんと50人ぐらいいました。

今、ニュースで話題の北朝鮮の脱北者が乱入かとも思いましたね。



講演は45分、質疑に15分。



彼の前の講演では某地方銀行の常務さん。いい勉強になりました。

僕の兄がライバル金融機関の営業本部長だから、あとで密告しないといけないね。

まじめな人でした。地銀上位になる数値がいくつか。

で講演後の質問は？　「しーーーーーーーん」

でしょうがない、僕が質問。

次、どなたか、「シーーーーーーん」

でしょうがない、俺が質問。

次どなたか。。「しーーーーん」

大和の支店長が「ならば、私のほうから。。」

すると俺が、「ちと待った！　俺にさせてくれ」と

また質問。

1.銀行株反転の条件は？

2.過去ウン十年で銀行株の大相場が3回ほどあったけど、何かそれについて意見は？





銀行さんの講演終わる前に野間口氏が到着して後ろで聞いてたみたい。



その後、弁当が配布されたのでいただきました。なかなかりっぱな弁当でしたね。

大和にこれまでだいぶ手数料あげたからね。ミニ配当みたいなもんか。

大和ロンドンへの注文も入れたら、通算で15億円ぐらい手数料あげたかもね。

大口割引きしてもらってそのくらいだから、それ以前の手数料で計算したら

50億円から70億円相当の手数料になってたかもしれないね。



大和ロンドンはよくやってくれたから、一回100万株から300万株の注文でも

1日で執行完了すると手数料は100万円ぐらい。

この株はどうでもいいから、三日以上かけてゆっくり執行していいよと

こっそり営業部長に言う。一回の注文でも300万円以上の手数料がでるように

してあげてました。（そのぶんサービスよくしてくれたはずだしね。

いいアナリストは最優先でランチか夕飯を入れてくれたし、重要企業は

わざわさオフィスまで連れてきてくれたしね。孫さんとか、JR東海の葛西さんとか

東の松田会長とかね。





で、野間口氏の講演。



内容について書くのはやめましょう。

全国行脚やってるし、書いちゃうのは失礼だしね。



プレゼン資料はとてもよかったですね。統計資料はとても重要。説明が重要だからね。

テレビで話を聞くよりは、45分かけてじっくり聞くのがいかに大事か、再確認ですね。





講演後、10分ほど彼と直接話しできてよかったですね。

せまりくる欧州危機でアメリカはどうする、東京株式市場下落で。どないなるのか。何をするのか。

これも書くのやめときますね。





僕の友人の三宅ストラテジスト、成瀬ストラテジストの話をして、

大和のレポートについて、いくつか意見。。いや苦情ですね。

大和ロンドンの話も。。



ややびっくりしたのは野村證券が一昨年の7月から、個人投資家には

個別企業、産業調査レポートはいっさい見せないようにしましたよと言うと

彼も支店長も知らなかった。

みずほ証券のレポートはコンプライアンス承認、公開まで3日から4日かかっていて

相場には間に合わず、役に立たんですよと。これも知らなかったですね。

他社のことだからしょうがないか。





別れしなに。

「先日、野間口さん、下値めどで8000円割れも書いてあったのをみて

　野間口さんも人間らしくなってきたね」というと、

　彼は苦笑してましたね。



大和のアルパッチーノみたいな男です。東大工学部出身。

身長はぼくより少し低いか。173cmぐらいかな。

毎日世界を考え、ストラテジーを24時間考えてるマシーンみたいな人だと思っていたけど」、

実際あうとなかなか、柔らかい人柄もあるなと感じました。





午後の講演の高岡支店に遅刻したかもしれないね、。

僕のせいです。ごめんなさいです。



野間口さん、お疲れさまでした。

ありがとうございました。

証券会社は大和証券がベストですね。これ過去20年の結論。