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カテゴリ:半導体製造装置業界
********************************************************************** 2013年の半導体業界見通し。 みずほ証券の調査レポートから: ●2012年の半導体市場成長率を従来予想の前年比1%減から同2%減とし、2013年は同3%増 の見方を継続。 ●2012年の半導体設備投資額予想も従来予想の前年比5%減から同20%減とし、2013年は 同10%減から同5%増とする。 ●ARM系プロセッサに関するファウンドリーのシュリンク投資は高水準が見込まれるが、MPU の投資減少懸念が残る。みずほ証券では、2013年後半のメモリ需給改善による投資増加を 考え始めている。 ●動向: 2013年はメモリ半導体の需給に注目: 2013年は、タブレットPCの需要拡大とスマートフォンの表示画素数の拡大によってDRAM 市場全体の約4割がモバイルDRAMに変化するタイミングである。特に、2013年後半は DRAMメーカーの供給能力を超え始める可能性がある。 ●NAND Flashメモリに関しては、微細化の難しさなどから2014年には一年を通じてタイト になる可能性があり、2013年の後半には次なる設備投資を必要とする可能性があろう。 結論: ●半導体製造装置セクターの中で、メモリ投資の恩恵を受けやすいのが東京エレクトロン、 日立国際電気、アドバンテストなどであり、それぞれ「中立」の投資判断を継続。 また、後工程系のディスコは「買い」を継続。 ********************************************************************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月31日 04時34分46秒
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