|
カテゴリ:明日の株式投資戦略
林則行氏の「株の公式」。あの男はニセモンでは? 2013-08-23(日) アマゾンで株の本を物色してたら、こんな本もありますというアマゾン特有の販促メッセージ。 アブダビ投資庁で運用してたとか説明があったので、とりあえず発注。今朝届いていたので ちらちらと読んでみたんだけど、ニセモン臭い男だ。というのが第一の印象。ジムロジャーズという 名前も取ってつけただけでしょう。経歴のとこにアブダビ投資庁のどこにいたのか。何年に いたのかどこにも書いてない。本のなかにアブダビについての記述は皆無。上司や同僚のことも 皆無。2ページめぐらいに、「僕は長いファンドマネージャー生活を勝ち抜いてきた」という 記述があるけど、アブダビの運用成果などどこにもあるわけじゃなし。全部うそという気がするね。 証拠のデータがどこにもないんだし。いつ運用してたとかも書いてないのに、おかしいよね。 「新高値銘柄選ぶ」こいつあほやで。新高値をつけるまでの上昇期間を取らないで 新高値つけた銘柄から選んで投資するなんて、個人のディトレじゃあるまいし。なまくら投資法 だね。相変わらずチャートの話ばかり書いてる。元々中東のオイルマネーの運用は ロンドン、欧州の名門ファンドで運用実績豊富な、プロ中のプロが指名されて担当するのが 普通。特にサウジ通貨庁とか、クウェートinvestmentとか。プロならみな知ってるRobert Flemingのベテラン担当者などがスカウトされて担当するのが普通。この男アブダビのことも 書いてないし、それ以前の経歴も書いてない。欧米流のファンド運用経験があるなら チャートで銘柄選ぶなんて一言でも言った段階で即時解雇になる世界。この本の半分ぐらいが チャート、チャートとでてくる。日系の投資顧問でやってたのでしょう。 アブダビにいたとしても成績不良ですぐ解雇になったのでしょう。だから何も書いてない というか何も書けなかったのでしょう。この男、プロのくせになんで個人向けの会社説明会に いっぱい出てるの。業績と新高値銘柄のスクリーニングの部分は役に立つかもしれないけど、 アマチュアにはなんのことかわからないでしょうね。日本電工のことが書いてあったけど、 業績好転でも自分の金ならともかく、年金とか重要顧客の金で日本電工は投資対象には 逆立ちしてもなるまいと思う。こんな株を気にしてるというのはやはり、日系投資顧問 でチャートで仕事をしてきた人なんでしょうね。僕のいた生保なら1週間で解雇通知 でしょうね。 たった数百億円の運用で。、。本のカバーの下に書いてあるのが ”世界最大の投資ファンド、アブダビ通貨庁」と書いてあるけど、 彼とは無関係じゃないの? 数百億円、俺のファンドだったら2銘柄だべ。」 いまどき1銘柄に1000億円ぶちこむ巨大ファンドがあるのにアブダビの日本株 ファンドは屁みたいなもんでしょう。彼はずれてるね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月24日 00時36分41秒
[明日の株式投資戦略] カテゴリの最新記事
|