佐渡島三郎の株式日記

堀古氏のPERの話。1995年-2000年はどんなん？

2013-11-20(水)


今朝の話はなかなかよかったね。証券会社にいたとき、外人に説明したり、営業トークを

するとき、PER15倍だから30倍まで買えるなんて昔、言ってたのを思い出す。外人達は

みなアホか！という感じでこっちを見てたね。堀古さんのあのちゃーと。

1995年から2000年の間。米株のPERは15倍から30倍まで上昇した。

1995年超円高？時代が終了して円安に転換したときだね。1995年の夏のお盆。

僕が日産自動車を850万株成り行きで買いに行ってストップ高になったときだね、750円ぐらい

だったかな。サヨナラ相場だった。翌年上がったけどね。

1995年の秋。買って買って買いまくった。円安で日本は変わる！と。。

百貨店だと数百万株三越買った。高島屋は出来高30万株で買えなかった。

で三越を買ったあとで取材したら。あの会社。ゴミだった。

全部売るのに3週間かかった。そのチャートが北浜さんの本に載ってるね。


2000年なんてITバブル。ソフトバンクはPER100倍突破か。

村田なんて数万円。。あの時の利益が村田の過去最高利益。今それに

向かっているけど、まだ越えられない。

古河電工の米会社。J...D..は大暴騰。。米ITバブルのシンボル株になった。

あのとき古河は1000億円ぐらいの含み益でたのではないかいな。

あの古河の本社。かび臭いのなんのって。


PERウン十倍のソフトバンクを保有してなかったファンドの、超有名ファンドマネージャー

達はみな解雇になったので、エディンバラにいた僕のとこまで東京のヘッドハンターから

電話があった。僕もソフトバンクに40億円ぐらい投資した。買ってから半値になった。

ゴールドマン・ザックスのキャッシーに笑われた。「あんなの株買ったんですか？」と。

そのあと暴騰して100億円ぐらいになったねで売った。



PERの話だけど。

エディンバラの生保にうつって、欧州株のチャンピオンがとなりにいたので

（そのときは俺の日本株も英国で１位になったときだけど、）

ケンアンダーソンという有名な男だけど、「ざっくばらんにいってさー

英国ではPERが安い。買い時ってどんなとき、高いってどのくらい？」と聞いたら

彼の話では「状況によるけど、一般論として英国株の基準では

PER8倍以下が割安。買ってもいい。PER12倍から15倍以上は割高で

普通、買わない。」という返事。


彼は今、ブラックロック欧州の欧州株チームでメルセデスの一番でかいのに

乗って通勤してるはず。俺と会ったときは自転車通勤だったのに。

駐車場は社長の場所から１０番目ぐらいだった。


俺のは25番目ぐらい。Fordの戦車みたいのに乗ってました。