テーマ:ウエルッシュコーギー(1133)
カテゴリ:ワンコ♪
本日未明の記事(虹の橋)でお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが…
深夜3時前、ビッキーが天国へと旅立ちました 私に抱きかかえられて、母に撫でられながらの最後でした あまり詳しく書いていませんでしたが、今週になってからの状態の悪化は早かったのです 月曜日からは自力でトイレに行く事も出来なくなっていて、私が抱きかかえて庭に連れて行っている状態でした 一度家の中でお漏らしをしてしまって、本人もショックだったようです 火曜日には2度意識を失うように倒れ… その時点で獣医さんに電話をして相談し、出来れば連れてきて下さいと言われました。 入院させて検査をしたいとも言われました。 ですが、母と二人で相談した結果、この状態では車に乗せて連れて行くのは無理との判断をしました ビッキーは車に乗るのが苦手で、いつも心臓バクバクなのです 獣医さんでの検査や処置も苦手です 前回心電図をとった時の事を書きましたが、ああなると、その方が心臓に負担をかけてしまします ましてや、母や私から離されて入院などしたら、寂しさと不安感でどうなるか… そんな事を色々考えての判断でした 母に残ってもらい、私が獣医さんの所へ行って、今の状態を話し、ニトロ等の薬をいくつかもらってきました ビッキーの具合が悪くなってからは、私がリビングのソファーで毎晩寝るようにしていました 呼吸が苦しくて横になって寝る事の出来ないビッキー、トイレ等の用があっても鳴いて私を呼ぶ事も出来ないビッキー、その様子を見守り続ける為です 私が咳と痰が酷く病院に行き、風邪薬をもらってきたものの、熱が急にあがり(この時点で38℃)「これはまずいかも…」と言っていた夜でした 一旦照明を少し落として寝て、2時頃熱で苦しくて目が覚めると、ビッキーがそわそわしかけたのでトイレかと思い、抱いて庭に連れて行きました トイレを済ませたビッキーは私に抱きかかえられる前にヨタヨタと自力で歩いて、自分の出入り口である裏口の方へ行ってしまいました 台所の勝手口から庭に出た方が、裏口から車庫経由で庭に出るよりも早いのでそうしていたのですが、本人は「ここは自分の出入り口ではない」と思っているのか、ここ数日で何度かそんな事があったのです 慌てて家の中を通り裏口に回り、ドアを開けて迎えに行ってやると、自分で段差を登って入ってくる… 「あれ?体調が少しいいのかな?」と思いながら足を拭いてやると、廊下の定位置(私がいるリビングと母がいる和室の中間)に座り込んでしまいました 息がはあはあいっているので、しばらく呼吸を落ち着かせようと、私も座布団と毛布を持ってきて廊下に一緒に座り込んで数分 少し寒くなってきたので、ビッキーを抱きかかえてリビングに戻り、ビッキーを定位置に寝かせ(正確には座らせか…横になれなかったので…) 起きたついでに自分の熱を測り(この時点で38.5℃)、少し食べ物をつまみ、風邪薬を飲んで、もう一度寝ようと横になりしばらくすると、ビッキーが力の入らない足で立とうとしたり、移動したそうにも見える… 「ビッキーどうしたの?お水?」と水の容器を差し出してやると、一口だけペロっと… 今度はそのまま立ち上がり、フラフラと1mくらいの範囲を徘徊のように回り始める… 「何かがおかしい」と思って、悪いとは思いつつ母を起こしに行き 「ごめん。ビッキーの様子が変なんだけど、ちょっと起きてくれる?」 起きて来た母が「ビッキー?どうしたの?」と声をかけるのと同時くらいにペタンと座り込んだ… お座り状態からそのまま伏せたので、「ちょっと呼吸が楽になったのかな?」と思った瞬間、「くふ~っ」とため息をつくように呼吸が止まった 「ビッキー?ビッキー!いや!しっかりして!息をして!」と慌てて抱き上げ、母と二人、揺すったりさすったり 一瞬ピクッとして、息をすいたそうに口を少し動かしましたが、そのまま呼吸が戻る事はなく… 数日前から覚悟を決めていた母はビッキーを優しく撫でながら「苦しかったね…よく頑張ったね…」 私はそこまで覚悟が出来ていなかったので、しばらく泣きながらぐったりしたビッキーを揺すっていました… 激しく泣き続けて、自分が嘔吐するまで側を離れられなかった… ビッキー、最後までお母さんとお姉ちゃんが側にいたの、ちゃんと分かってたよね? お母さんが起きて来て撫でてくれたのも分かったよね? 間に合ったよね? 今、ビッキーは、いつもの寝床に大好きだったお菓子に囲まれて静かに横になっています ここ数日は呼吸が苦しく、ずっと上体を上げた姿勢で、横になって眠る事もできなかったので、久しぶりの寝姿です ビッキー、やっと休めたね… もう苦しくないよね? でも、もう二度とあの大きな黒い目をキラキラさせたり、笑顔を見せてくれはしないのね… 今日は一日お家で一緒にいてあげるね… ビッキーの心配をしてくれていた多くの方々、ありがとうございました 12年10ヶ月の命でしたが、楽しく幸せに生きてくれたと思います(思いたい…) ご心配、励ましの言葉、本当にありがとうございました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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