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2006.04.06
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カテゴリ:理科好き情報
さらば宇宙戦艦ヤマトの中でテレサという反物質世界の人間が描かれている。
航海長島大介と恋愛関係になるのだが、実際に触れると対消滅してしまう、悲劇的なヒロインだ。
これは触れ合えないのだから、プラトニックな関係ではあるのだが。

では、現実世界に反物質と言った物質があるのだろうか?これが存在しているのである。
地球上のすべての物質は、原子から出来ており、水素などは1個の陽子と1個の電子で出来ている。
陽子はプラスの電荷があり、電子はマイナスの電荷があるが、反物質はそれが逆である。
実際に触れると、対消滅してしまう。これも同じ。この反応のスゴイところは100%エネルギーとして取り出せることである。
核分裂や核融合など、ものすごい熱量のエネルギーでも、実際に利用されているエネルギーは1%以下。場合によっては0.1%しか利用出来ていない。

でも課題はある。一つは作り出せる量が、今現在では少ないこと。もう一つは貯蔵が難しいこと。
作り出せる量については、実用可能な1ミリグラムを目標で今後研究中である。
保管・貯蔵システムも、真空状態で、中空に固定するようにレーザー又は電磁的な方法が考案されているが実用は程遠い。

研究者の話では、核融合より制御が易しく、エネルギーも膨大なので実用化が早いようになるかもしれないとのこと。
あまりにSFっぽくて途方もない話だと思っていたが、クリーンエネルギーだし、資源のない日本では期待したいですね。





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Last updated  2006.04.13 17:53:55
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