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化石の年代測定はどのように測っているのか。
ニュースなどで人類の先祖の化石が発見され、数百万年前ものだと報道されるが、これはどのような方法を用いているのか? 年代測定法は古さによってさまざまな方法が用いられている。 カリウム - アルゴン法 、アルゴン - アルゴン法 、ウラン - 鉛法 、ルビジウム - ストロンチウム法 、炭素14法 などの測定法がある。 10万年程度だと炭素14法 数百万年単位だとカリウム - アルゴン法 数億年単位だとアルゴン - アルゴン法 それより古い場合はウラン - 鉛法 、 縄文時代の遺跡には炭素14法が一般的だが、これは簡単に説明すると、生物が死んで新たな炭素が供給されなくなってから、その物質に含まれる炭素14が宇宙線にあたって窒素14に変化する割合で測定される。 正確さを求めるために他の方法と併用することもある。 採用される測定法で誤差が出ることも多い。他の方法では何年前と判断されても、別の方法だともっと古くなるなんてこともしばしば起こる。 ジャワ原人の測定などは有名な事項である。1940年頃の判定だと約80万年前といわれていたのに、1994年に別の方法で判定されると160~180万年前という結果がでた。 人類アフリカ起源説を覆されない事態なのだが、年代測定も万能とはいえないと思った方がよいのかな。 キリスト教系の勧誘が訪問することもあるが、彼らは聖書に書かれていることが絶対で、他のことは嘘だと言い切った。 私が説明で論破しようとしても、絶対に下りなかった。彼らは年代測定法を認めるない。世界創世が聖書と異なるので意固地なほどだった。彼らは真剣に約6000年前に地球が出来たと思っているらしい。 彼らは「あなたが信じることは勝手ですが、聖書に書かれていることは絶対です」って言って去っていった。 聖書に書かれた嘘はネット上のブログなどにたくさん書かれているので興味のある方は調べてもらえばいいが、彼らの方が悲しい人々に思えたのは私だけかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.15 14:33:57
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