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2006.04.24
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カテゴリ:理科好き情報
オールト雲というのをご存じだろうか。いわし雲や飛行機雲のような地球上で出来る雲の話ではない。
JHオールトというオランダの天文学者が立てた仮説で、太陽から1万~10万天文単位という遠い世界に太陽を周回する彗星の巣があるという考えである。
1天文単位は太陽から地球までの平均距離をいい、1.5億kmとされているから、15,000億km~15億kmといわれている。
ケタが大きすぎてピンとこないが、10万天文単位とは約1.6光年であるから光の速度で1.6年かかる遠い世界ということになる。

オールトはこのあたりに彗星の故郷があり、太陽の引力圏内で彗星が引っ張られて周回軌道を取っているという。この仮設が正しければ太陽の引力って途方もないところまで影響があることになる。
実際にオールト雲が確認されたという報告は現在のところないのだが、かなりの天文学者が正しいと考えているとのこと。
太陽系の大きさの論議は他にもあるが、後の機会に別の説を書きたいと思う。

松本零士原作の「新竹取物語1000年女王」という物語で千年周期で地球に接近する巨大遊星ラーメタルについて書いてある。
太陽系に1000年の軌道で巡る遊星があり、ここの女王が1000年間地球を裏で統治していたという物語だったが、(かぐや姫も1000年女王だった!)1000年程度の軌道で周回する彗星って結構あるようです。
マンガなので相当に無理な設定も数多くあるのですが、彗星よりも巨大な遊星がもしかすると本当に存在している可能性だって捨てられた訳ではない。
宇宙のことを考えると夢が広がるが、現実を少々離れてSF的に夢想するのも結構楽しいよ。





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Last updated  2006.04.24 16:20:19
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