|
カテゴリ:理科好き情報
子ども達は乳歯が抜けて現在、歯無し状態で少々間抜け顔である。
やがて永久歯が生えてくるのだ。しかし、永久歯というのは次に生え替わることは無い歯であるのは説明する必要はない。 しかし、永久歯が虫歯などにやられると次は無いわけだから、外科的な治療を施さなければならない。 事故などで歯を折ってしまった方もいらっしゃるだろう。 そんな方は模造品を差すか、入れ歯しか方法がない。 と、思っていたら歯の再生治療を目指して研究されている方々がいらっしゃるそうだ。 現在最も有効と考えられている方法は、歯原性上皮細胞と歯原性間葉系細胞を組合せて歯の発生過程を人為的に再現する方法だ。 要は歯の発生源となる細胞を培養して移植すると歯が生えてくる理屈らしい。 間葉系細胞とは骨髄中に存在して骨を作ったり、脂肪細胞や筋肉細胞など、さまざまな細胞に成長出来る細胞のことだ。 (間葉系細胞は他の再生医療でも研究されている) ラットでの実験ではエナメル質と象牙質を持った歯のような構造が出来上がることは確認できている。 実際の治療法として、エナメル幹細胞を得て歯随幹細胞と組み合わせることにより欠損した歯を部分的に発生出来るかも?と研究されている。 夢のような研究だが、実現されれば画期的だ。 やっぱり入れ歯より自分の歯が一番だからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.22 16:08:57
コメント(0) | コメントを書く |