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かごむすめ

かごむすめ

言語獲得のメカニズム

ヒトは、お母さんのお腹の中にいる時から音を聞いて育っています。

先天的に難聴のムスコは、音を聞かないまま生まれてきました。
補聴器をつけたのは生後7ヶ月を過ぎてからでした。
病院の医師には「急ぐことはありません。6ヶ月くらいからで」と言われていました。

音を聞いて、それが何かの信号である(さらにそれが言語という複雑な記号である)と理解する脳のプロセスは、
5歳か6歳くらいまでにでき上がると言われています。
逆に言えば、5~6年のうちに音を信号/記号として脳で処理する能力ができなければ、
その後はいくら音を聞いてもただの音(雑音)としか受け取らないのです。

後からどんなにお金を払ってもこの時期には代えられないのです。

難聴児に一日も早く補聴器をつけ、
できるだけたくさんの音を聞かせることが必要だと思います。
(正確な聴力が測定できないうちから大き過ぎる音を入れたら耳に悪いという説もありますが…)

ともかく、我が家のスタンスとしては、
言語獲得の第一歩として、脳が音を認識し、さまざまな音を識別できるようになることを目指しました。
脳の音声に対する経験値を高めるのです。可及的速やかに。

だから、この時期できることは何でもしようと色々なことを考えました。
それらを、ソフト面ハード面に分けて記しておこうと思います。


ムスコ誕生
サイトメガロと闘う男
入院生活
目のこと
耳のこと
どれくらい聴こえているのか
言語獲得のメカニズム


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