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かごしさんと映画と

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しまちゃん日記 しまきんさん
2006年10月04日
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カテゴリ:邦画
フラガール

昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。
時代は石炭から石油へと変わり、閉山が相次ぎ、町は先細りの一途をたどっていた。
そこで、起死回生のプロジェクトとして豊富な温泉を利用したレジャー施設“常磐ハワイアンセンター”が計画された。
そして、目玉となるフラダンスショーのダンサー募集が地元の少女たちに対して行われた。
この町から抜け出すチャンスだと考えた早苗は紀美子を誘って説明会へと向かう。
説明会では、セクシーな衣装で踊る姿に、大半の応募者が逃げ出し、残ったのは紀美子と早苗の他には初子と小百合のわずか4人だけだった。
そんな中、元SKD(松竹歌劇団)のダンサー平山まどかがフラダンスの教師として東京から招かれる。
しかし、とある事情で渋々やって来たまどかは、教える相手がズブの素人と分かり、完全にやる気を失ってしまう…。
(aiicinemaonline)

京都シネマで鑑賞。

凄い。
ただの青春ムービーで終わってない。
結構色々考えてしまいました。


蒼井優さんをはじめ炭鉱娘(一部おばさまもw)の頑張る姿には、ただただ感動しました。
中盤からずーっとジンワリしっぱなし。

それだけでも素晴らしい出来だったんですが・・・
舞台である炭鉱町と彼女達の関係が、戦後の日本人の姿そのもののように映し出されていたのがまた素晴らしかった。

戦後の著しい経済成長とは縁遠く、石油に押されて廃れていくばかりの炭鉱。
少なからずいたであろう「戦後に適応できない人々」の象徴でしょう。

この対比によって、未来を夢見る少女達たちのキラキラした感じがより一層感じられました。
・・・ちょっと昔の炭鉱時代を悪く描きすぎじゃないかとも思いましたが。
なんだか間違ったことをしてきたかのように聞こえるセリフが多々あって気になりました。

・・・と鑑賞中は思いました。
が、一番最後のトヨエツ演じる、主人公の兄ちゃんの取った行動で許せちゃいました。
ああ、「過去」は無駄ではなかったのだなとね。

----------

いやしかし役者さん、皆さんよかったです。

松雪泰子さん、トヨエツ、岸部一徳さん・・・出番は少ないけど高橋克実さんも凄かった。
南海キャンディーズのしずちゃんも良かったよ・・・まさかあなたに泣かされるとはw


・・・それとなんと言っても蒼井優ちゃんの凄さよ。
最後のダンスは凄すぎて泣きました。
「花とアリス」のバレエとはまた違った魅力。スクリーンからオーラを感じた。
普段のシーンでも、表情一つでいっぱい感情が伝わってきた。凄い女優さんよ。

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しかしよくできた映画だと思います。
無駄なシーンが一つもない。

映画にありがちな、人の死とか仲間との別れとかのシーンが
ただの「泣かせ」のために用意されたものじゃないんですね。

ちゃんとストーリーにおいて意味を持っているものばかり。

後から考えて感心しております。


最後の蒼井優ちゃんのダンスだけで劇場で見る価値アリです。
想像してたフラダンスと大違いですよ。観ようかなと思ってる人は是非劇場へ!(社員?)


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最終更新日  2006年10月04日 21時50分37秒
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