本日の放送で、「ベストセラーBOOK TV」(BS11 金曜20時~)は
ついに最終回を迎えます。 番組をご覧いただけるとわかるのですが、形の上では、後継番組として 「宮崎美子のすずらん本屋堂」があるので、ちゃんと最終回らしいことは なにも行いません。 ですが、司会の斎藤広達さんと乾貴美子さんが降板し、 土井英司さんも新番組では、月1回のレギュラーになりますので、 私以外は大幅に変わることになります。 (私も毎月最終週は出ません。その代りに土井さんが入るカタチです) 2009年5月にスタートしたこの番組ですが、私にとっては3本目のレギュラー番組。 そして、これまででももっとも拘束時間が長い番組でした……。 月2回の2本撮りなので、収録自体の拘束時間はそれほど長くはないのですが、 「本をちゃんと読んでから批評する」 というモットーのもとで行っていた番組だったので 私も毎回、事前に本を5~6冊は読み込んできていました。 当然、仕事の合間に時間をやりくりして読み、その著者の過去の作品にも目を通したり、 作品の背景を知るためにネットで調べたりするので、繁忙期は本当にこの番組に 追われる日々で、本業に支障をきたすほどでした。 さらに言うと、ギャラはほとんどボランティアみたいなものでしたし、 服装も自腹だったので、周りからも「もう辞めたら?」と言われるほど なんだかんだで大変でした…… (。。;) ―――それでも、3年間続けてきたのはなぜか? その大変さを差し引いても余りある楽しさが、この番組にはあったからです。 それは、視聴者のみなさんはもちろん、出演陣やスタッフもみんな本好きだったので、 本好きトークが思う存分に味わえたのです。 同じ趣味嗜好の人たちが集まり、自分が面白いと思うものを紹介する。 こんなに楽しい仕事は、他にはありません。 自分が好きな本を紹介する時も楽しかったのですが、他の出演陣が嬉しそうに紹介する時ほど 観ていて楽しい光景はありませんでした。 特に、斎藤広達さん、土井英司さんの男性陣とは控室が同じだったので、 収録前後の長い空き時間に、本の話や仕事の話、さらには人生の話まで 本当にいろんな話をさせていただきました。 大人になってから、どこかの部活に入った気分でした (^。^) 斎藤広達さん、土井英司さん、古瀬絵理さん、乾貴美子さん、 楽しい番組が一緒にできて、本当に幸せでした。ありがとうございました。 またどこかでご一緒できれば、と願っております。 タイトルそのものが変わり、スタッフも大幅に変わるので、ちゃんと最終回をして、 打ち上げもしたかったなあ、というのが心残りです。 さて、来週4月3日(火)22時からは、新番組「宮崎美子のすずらん本屋堂」が スタートします。 どんな番組になるのかは、私もまだ想像が付いていないので 「こんな番組が見たい」 「あの作家を取り上げてほしい」 「ベストセラーBOOKTVらしさをちょっとは残してほしい」 などなど、こちらの公式サイトまでどしどしご投稿ください! ↓↓↓ http://www.bs11.jp/entertainment/1681/ (正直なところ、山田真哉のブログに書くよりも公式HPに書いてくださったほうが 新番組への影響力はあります^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.03.30 13:02:05
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