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2014.04.14
カテゴリ：テレビ・ラジオの話
クレームのメールとかが届く前に先に申し上げておきますが、
今日の「Ｎスタ」（ＴＢＳ系 １５：５０～１９：００）の「配偶者控除の見直し」特集の 私の登場シーンのところで、 「年収500万円～600万円世帯の影響大」 というテロップとナレーションがありましたが、 あれは記者さんの完全な誤解と申しますか、根本的な勘違いです。 私は「（年収が多い）40～50代で、専業主婦がいる世帯に影響が大きい」と取材で説明しており、 「40～50代の平均年収は？」と聞かれて 「500～600万円ですね」（40代・50代男性の平均年収）と答えたので、 その２つの回答をごっちゃにして理解されたようです。 税務のことがわかる方なら自明の理ですが、年収が増えれば増えるほど影響は大きくなります。 500～600万円に最も影響が大きいわけではございません。 （間違い）「年収500万円～600万円世帯の影響大」 （正解）「40～50代で専業主婦がいる世帯に影響大」 似ているようで、全然違う話です……。 人によっては、どうでもいいことかもしれませんが、一応、記しておきますね。 このレベルで間違えるかなあ、とも思ったのですが、世間の税金の認識ってこんな感じなのでしょう。 ニュース番組はたいてい事前のチェックができないので、困ったものです。 ―――― まあ、 「消費税２％（増加）分のインパクトが配偶者控除廃止にはある」 という話は使ってもらえてよかったです。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2014.04.14 20:00:20
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