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2014.10.20
カテゴリ：会計・税務・事務所の話
小渕優子前経産相の辞任の件ですが、実に会計チックな話ですよね。
収入と支出が合わないって……よく個人事情主や小規模会社で起こる話です。 収入よりも支出が多い場合は、たいてい売上除外で裏金作りか、支出の一部が利益供与です。 前者の場合は明らかに脱税ですが、 後者の場合は税務的な問題にはあまりならなくて、 「赤字案件で大変ですね」と同情されて終わります。 小渕さんの後援会の場合は、前者だったらも「裏金は何に使ったんですか？」という話で、 後者だったら「買収にお金がかかって大変ですね」という話になるんですかね。 そういや、国会議員の場合、政治資金監査制度というのがあって、 弁護士や会計士・税理士には登録政治資金監査人になっている人も結構いますが、 今回の件、監査は何をしていたんですかね？ もし通常レベルの監査が入っていたなら、明らかに監査ミスですし、 制度上そこまで求められていないとしたら、そんなザル監査は 制度の意味すらない気がするのですが…。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2014.10.21 14:47:59
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