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魚の病気と治療法


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さかな 魚の病気と治療法 さかな
白点病
★ 症状 ★

観賞魚がかかる病気の代表格が、”白点病”です。

微細な虫が魚の体、ヒレ、目などに寄生して栄養をとり、24時間周期で魚に寄生したり、離れたりする。魚に白い点々(0.1から0.2ミリ位)が付いたり消えたりします。

魚のヒレが白く濁ったり、魚が岩などに体をこすりつける動作が見られることで始まります。ヒレなどにも白点がいくつか確認できることもあります。 白点が数個の状態からほとんど消えずに日を追うごとに徐々に少なくなっていく場合は、自然治癒する可能性が高い。 エラの中にまで白点虫が寄生すると、呼吸困難により死亡します。

★ 原因 ★

◇よく確認せずに病気にかかった魚を購入して水槽に入れた ◇水温の変化が激しい ◇不用意にフィルター、底砂をいじる

★ 治療法 ★

●淡水浴

海水魚を水槽に導入する前、あるいは病気の治療の為に、魚の体表面に付着した微生物を殺すことを目的として短時間だけ魚を淡水中で泳がせる。 弱りきった魚に対して、淡水浴を行うとさらにダメージを与えてしまうこともあるので、そのような場合は海水と真水を半分ずつにした半淡水浴にした方が安全です。 カルキ抜きし、飼育水と同じ温度に温めた水道水を用意し、エアレーションを施しておく。 次に対象魚を一定時間その水中を泳がせる。 時間の目安は、5センチに満たない小型魚の場合で1分間、大きなもので2分間です。淡水浴の後は、すぐに水槽に入れるのではなく、海水を徐々に足して慣らしていくことが必要です。 海水魚にとっても負担の大きなことであるため、途中で横になるなど異常な泳ぎ方をした場合には、ただちに飼育水に入れること。

●グリーンFゴールド顆粒

通常のように海水を作ってそこに魚を入れます。グリーンFゴールドを規定量の半分入れます。毎日グリーンFゴールドを規定量の半分入れた海水で水換えをします。水替えをする事で、魚から離れた白点を捨てる事になります。隔離水槽は毎日水替えのたびに洗う事が必要です。魚に付着している白点は3日で離れますので、これを3日間続けると白点はすべて水換えで捨てられる事になります。完治までに10日ほどが必要です。

★ 予防 ★

◇水温差を無くす ◇他から白点虫を持ち込まない ◇殺菌灯:オゾナイザーの設置

リムフォスティス
★ 症状 ★

魚のヒレのふちやエラブタのふち、口の周りに綿のような白いものものが付いてきます。患部がカリフラワーのような白い固まりとなるため、カリフラワー病と呼ばれる場合もあります。症状は、まず白い点が表われるので、白点病と間違えやすいですが、白点病は魚の体から付いたり離れたり位置を変えますが、リムフォシスティスは寄生部位からそのまま動かずに、徐々に大きくなっていきます。他の病気に比べると病状の進行はゆっくりしている。

★ 原因 ★

◇魚が採取されたときのすれ傷から来る感染 ◇輸送途中でのすれ傷から来る感染 ◇大型ヤッコが発病することが多い

★ 治療法 ★

●淡水浴

初期症状リムフォスティスがまだまだごく小さい場合は3分の淡水欲により完治することが多い
リムフォスティスがある程度大きくなっている場合は、3分の淡水浴を行い、体表にあった白い膜が浮かび上がってきたら、魚を傷つけないように幹部をさするように取り除く。 さらに3分ほどの淡水浴を行い水槽へ帰す。 毎日様子を見ながら完治するまで繰り返す。

★ 予防 ★

◇ホンソメワケベラを混浴させる
◇スレ傷がある魚を購入しない
◇殺菌灯を設置する

 ポップアイ
★ 症状 ★

魚の眼球がとび出てきます。 眼球の中に気泡が入る。

★ 原因 ★

◇水質の悪化(水まわり等のトラブル) ◇激突及び衝撃によるもの ◇輸送によるストレスおよび衰弱

★ 治療法 ★

ほとんどの場合は大量の水替えにより水質改善をする事で直ります。(目の中に気泡が入る場合は完全に直らないことがあります)

★ 予防法 ★

◇定期的な管理をする ◇古くなってきた飼育水では飼わない

トリコディナ
★ 症状 ★

魚の体表 特に背中及び肛門周りに薄っすらと白い皮膜を張ったような症状が見られる魚の体色によっては発見しにくい。この病気は進行が早く何よりも初期症状を見極めることが肝心です。治療が遅れれば遅れるほど死ぬ確立が高くなります。

★ 原因 ★

◇ショップに入荷された直後で抵抗力が低くなっている ◇クマノミが発症しやすい 

★ 治療法 ★

●淡水浴

海水魚を水槽に導入する前、あるいは病気の治療の為に、魚の体表面に付着した微生物を殺すことを目的として短時間だけ魚を淡水中で泳がせる。 弱りきった魚に対して、淡水浴を行うとさらにダメージを与えてしまうこともあるので、そのような場合は海水と真水を半分ずつにした半淡水浴にした方が安全です。 カルキ抜きし、飼育水と同じ温度に温めた水道水を用意し、エアレーションを施しておく。 次に対象魚を一定時間その水中を泳がせる。 時間の目安は、5センチに満たない小型魚の場合で1分間、大きなもので2分間です。淡水浴の後は、すぐに水槽に入れるのではなく、海水を徐々に足して慣らしていくことが必要です。 海水魚にとっても負担の大きなことであるため、途中で横になるなど異常な泳ぎ方をした場合には、ただちに飼育水に入れること。

★ 予防 ★

◇ホンソメワケベラを混浴させる ◇数日ショップで様子を見て状態が落ち着いている魚を入手する ◇殺菌灯を設置する

ヒラムシ 
★ 症状 ★

平たく楕円形をした寄生虫が寄生することによって発病する。 半透明な為、意外と見落としやすい。 ヒレや頭部、目の表面、えらなどに寄生する。 魚が、岩などに体をこすりつけるので、比較的分かりやすい。 処置せずに放置しておくと、頻繁に体をこすることによって、擦り傷が出来、そこから感染症を引き起こす場合がある。

★ 原因 ★

◇新しく追加した魚による持込み

★ 治療方法 ★

●淡水浴

淡水時間は5~10分行う。小型魚では短めに、大型魚では長めにする。 淡水浴をすると、ヒラムシが死んで魚体から剥がれ落ちていく様子が確認できます。大体のヒラムシが剥がれ落ちたら、海水を徐々に足していって、水槽に戻す。 再発が見られたら、再度淡水浴を行う。

★ 予防 ★

◇ショップで魚を買うときによく観察して寄生されている魚を買わない ◇殺菌灯:オゾナイザーの設置



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