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カテゴリ:仕事関係
中でも自分で使いたいと思ったのは竹のフローリング。日本で販売されている価格よりかなり割安だ。東京の不動産会社の建築する住宅にも取り入れようと考えたこともあった。しかし問題が・・ 現在日本で使用する建材関連商品や塗料、接着剤については”シックハウス症候群”を軽減する為、厚生労働省が室内濃度指針値(13物質)を公表している。 そのうち塗料・塗装に関係する化学物質としては、現時点では建築基準法の対象としてホルムアルデヒドのみが規制されており、この基準を満たした商品がF☆☆☆☆(フォースター)の認証を得られる。 当然この認証を受けなければ使用及び販売は不可。それによりこのホルムアルデヒド放散の等級表示がされることとなり、中国で製造された竹のフローリングは、まずこの認証を受けることは無理であり、現時点では使用及び販売する事はできない。 日本で販売されている竹のフローリングは、当然この認証を取得していると思うが、実際のところ、住宅改修工事(リフォーム)などでは認証されていない商品をそのまま使用している現状も少なくない。 「F☆☆☆☆」マークの「F」はホルムアルデヒド、「☆」の数が多いほどより放散が少ないことを意味しており、その中で最も少ないものが「F☆☆☆☆」である。 建材(塗料も含む)はホルムアルデヒドの放散量により、下記のようにFスターで分類されています。 F☆☆☆☆:使用面積制限なし F☆☆☆ :使用面積制限有り F☆☆ :使用面積制限有り(F☆☆☆より使用面積は少なくなる) マーク表示なし:使用禁止 という事である。中国で製造されている建材が日本で幅広く使用されているのは今や常識。ただこの建材に関しては全て認証を取得している商品だ。と思う・・? 日本から認証済みの接着剤を輸出して製造させ、認証を取得するにはコストがかかり過ぎる。 販売するとなればチャレンジするが、私は使用する側。使用の為だけであればそこまでする意味が無い。 ただ昨年いろいろと経験できた事で、現在では木のドアの製作を日本の接着剤を輸出し、中国ドアメーカーに製作させる手はずを着々と進めている。日本にある接着剤専門会社の方と偶然お会いする機会があり知恵を借りる事が出来たからだ。ん~、私は運が強いのか?・・と思った出来事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月15日 21時34分15秒
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