蒼き詩人の世界 since 19.jan.2004
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蒼の肖像
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僕しか書けない詩を
君にしか書けない詩を
負けるな
負けるな
周囲の状況に負けるな
他人の視線に負けるな
自己逃避に負けるな
負けるな
過去の失敗に負けるな
現在の後悔に負けるな
未来の不安に負けるな
負けるな
負けるな
負けるな
昨日は負けても 今日は勝てる
何かと闘う前に自分に負けるな
他人がどう評価しようと
他人がどう診断しようと
最後は自分だ
だから 負けるな
蒼き詩人の詩(うた) [全2156件]
疎遠になるのに
特に理由は無い
きっかけもあるかないか
あやふやだ
はしゃぎ過ぎた幼子の熱が
落ち着きを見せるように
僕らは大人の顔で会話するようになった
ベイベー
寂しくさせていたのなら
ごめんよ
腰の近くで小さく振る手を
君が背中越しに察してくれたなら
それでいいさ
また何処かで逢おう
書きかけの唄を口ずさむ
サビまでは調子がいい
書きかけの唄は風まかせ
終わりかたを知らない
終わりかたは忘れた
書きかけの唄を唄っては
一人悦に入っている
その気になれば
いくらでも作れる
どんな世界だって
描いてみせる
五線譜には残らない
書きかけの唄
今宵も星と戯れて
眠りに堕ちる
放ってしまった時に
やけに呆気無かったせいで
「どうしてこんなものにしがみついていたのだろう」
と思ってしまったものでした
やがて時が経ち
其れが私を形成していた一部だと思い知らされ
茫然としたことも確かです
失った細胞の代わりに新しいモノを採り入れ
あの日と違う自分に生まれ変わりました
それでも其れを想い出す時
私と言う小舟が何処か違う場所に流れ着いた
そんな実感がするのです
忘れたわけじゃない
忘れたふりをしているだけ
麻酔みたいに
痛みを消してみても
痛みの元は消えはしない
あの日の風景が過ぎるだけで
傷痕が私を苦しめるから
少し呆けた素降りをして
頬杖をついてみる
明日と言う言葉さえ
思い浮かべない眼差しで
まだ無邪気には
はしゃげないな
こんなにも暖かなくなったのに
コートを脱いで2、3日め
夕風が少しだけ寒くて
彼の地で過ごす人々をふと思う
復興の旗印の下
見せかけの活気が
世を闊歩する
まだあの人たちは取り残されているんだ
瓦礫の下の思い出を捨てきれず生きているんだ
それでも僕らが静かな微笑みを浮かべ
今日を生きるならば
生かされている喜びを噛み締めて
明日に向かえるならば
あの人たちが安心して暮らせる社会を
築きあげていける
そんな気がする
だから今日を生きる
まだ無邪気に笑えないけど
あの人たちと繋がっている自覚を持ちながら
僕は生きていこう
とにかく眠った
布団に潜った
寒さから逃れて
辛さを忘れるのに
夢の世界が一番だからだ
朝になって
食料を求めに市場へ走った
24時間ショップも
さすがに空いてはいない
アナクロな店を
嗅覚を頼りに探した
信号も灯らない交差点を
様子を伺いながら通る
同じアジアのどこかの国だったら
パニックだったろう
そんな事を思いながら
「停電の為、閉店」
の貼り紙を横目に走った
まだ電気の通らない
マーケットの軒先に整然と並ぶ人達を見て
この国で良かったと
しみじみと思うた
残雪  | [ 現代詩 ] |
降り始めは
妖精のように扱われた
真っ白な雪も
猛威を振るう頃には
災厄となり
そして早春の候
道端で陽気を恨めしげに
睨んでいる妖怪のようだ
排気ガスを浴びて
薄汚れた姿は侘しく
それでいてしぶとい
せめて今夜あたり
なごり雪と降り
最期くらいは
人の心を和ませるがよい
さらば
雪よ
ごめんね
この部屋にはもう
ほとんど居る事が無くて
君が来ても
暖まるストーブさえ
置いてない
君が居た頃
楽しい落書きが記されていた
ホワイトボードも
文字が滲んで消えそうだ
それでもこうして
君の残り香を感じる事ができるのなら
このあばら家は残して置くよ
さ迷える心が立ち寄る場所は
結局ここなんだ
相変わらず
マリア
今でも君は
窓辺で心塞いでいるの?
君が教えてくれた
優しい唄は
時折僕を慰めているよ
何もかもが真新しく感じた
日々に帰りたい気もするけど
物憂げなブルースが
今はたまらなく好きだから
賛美歌は暫く聴かないよ
おやすみ
マリア
もう拡がる事は無いと思っていた地平が
君が内側を見つめる事で
再び風景を映していくのなら
その心象をまた
指でなぞる事が叶うならば
僕は両腕を翼の如く広げ
この空を飛ぼう
僕らに時や空間の隔たりなど
障害にはならぬだろう
君の詩が僕を
呼び覚ましてくれるから
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