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放ってしまった時に
やけに呆気無かったせいで 「どうしてこんなものにしがみついていたのだろう」 と思ってしまったものでした やがて時が経ち 其れが私を形成していた一部だと思い知らされ 茫然としたことも確かです 失った細胞の代わりに新しいモノを採り入れ あの日と違う自分に生まれ変わりました それでも其れを想い出す時 私と言う小舟が何処か違う場所に流れ着いた そんな実感がするのです
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